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エンジン漬けの1週間パート2 |
さてさて、エンジン分解のパート2です。 車両はTT250R最終型。 これまたベースガスケットからのオイル漏れ修理です。 と、その前に、入庫する前に御相談の電話がありました。 1 一時間ほどレースで使うと、 エアクリーナーボックスの中にオイルらしきものが ベットリついている、と言うものです。 2 キャブはお客さまご自身でO/H。 3 ガソリンタンクに少々サビ発生。 以上三点を踏まえたうえで、作業の開始です。 ま、これだけの情報だと、 サビがキャブに落ちてオーバーフロー ↓ クランクケースにガソリンが進入し湯面上昇 ↓ ブローバイガスとともにエアクリーナーにオイル進入。 と考えるのが普通ですが、原因はほかにありました。 レース中にシリンダーに傷が付いてガスの吹き抜けが急上昇! ↓ クランクケース内の圧力が高まり、 ブローバイガスとともにエンジンオイルが エアクリーナーに進入。 これはさすがにエンジン開けてみないとなかなか分かりません。 たまたま、幸運にも?? ベースガスケットからオイルが漏れていたために、 発見できたパターンです。 ちなみに、 オイル漏れの原因はこちら↓↓↓ シリンダーとクランクケースの間に入るOリングが入っていませんでした。 その代わりに、液体ガスケットがベッタベタに塗りたくってありました。 取り除くのにものすごい時間が・・・(涙) 開けてみないとこれもなかなか気がつきません。 ガソリンタンクのサビ取りとキャブのO/Hもして、 とっても良いオートバイに仕上がりました。 レース走行する前に慣らしうんてんしてくださいねー(^^)/ では! |
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