人間いろんな人がいます。
皆さまざまな環境で社会とかかわりを持って暮らしています。
優秀な人もいれば、そうでない人もいます。
私の乏しい交友関係の中でも、
「こいつにはかなわん！」
という奴が何人かいます。
頭の回転も速いし、育ちもいい、
おまけに二枚目、もう太刀打ちできません。
きっと皆さん周りにもそうゆう「切れ者」っていますよね。
団塊ジュニア世代の私の年齢くらいですと、
そういった切れ者の人たちはそれなりの成功を収めています。
厳しい競争社会の中で、
受験戦争を勝ち抜き、
良い大学に行って、
良い会社に入って、
というお決まりコースもあるでしょう。
確かに、大手にお勤めの方の生活環境を見たり聞いたりすると、
なんだかうらやましくもなります。
完全週休２日で盆暮れ正月は２週間づつ休み。
ボーナスも半端なく良いです。
会社が大きいだけに、
中小企業や私のような自営業者よりも
倒産のリスクは少ないですからね。
安心して生活できますし、長生きできます。
子供のころに親によく言われました。
「もっと勉強しろよ！」って。
親なら誰でも自分の子供には苦労させたくありませんからね。
良い大学→良い会社→安定した暮らし
というような、お決まりコースに乗っかってほしいのでしょう。
自営業者になってしまいました、、、、
お父さんお母さんごめんちゃい。カンニン！
今や日本一国ではなく、
グローバル化した世界を相手に
戦っていかなければなりません。
第一線でしのぎを削っている切れ者集団の中で、
日々切磋琢磨していくのも、やりがいのあることでしょう。
ビル＝ゲイツや本田宗一郎
歴史に残る成功者を目指すことは決して悪いことではありませし、
できることなら、バイクマンもその一員になってみたいものです。
しかしですよ、
万人が万人「成功者」を目指すことが、
果たして、幸せなんでしょうか？
ちょっと疑問です。
成功者ってのは、数パーセントもいないから
成功者っていえるんじゃないでしょうか？
全員が成功者になったらそりゃ成功者って言わないわけです。
そもそもそんな秀才で切れ者の集団の中にいたら、
私だったら疲れちゃいます。
そもそもそんな能力はありませんし、争うだけ無駄です。
それでもなを成功者を目指して
がんばり続けなければいけないとしたら
それはむしろ不幸だと思います。
そういった切れ者ってのは、
私が８時間かけてやっとできる仕事を
２〜,３時間でひょいひょいってやってのけます。
仕事や出世、お金での成功だけが幸せじゃないと思います。
「こち亀」の両さんや
「男はつらいよ」の寅さん
「釣りバカ日誌」のハマちゃん。
彼らは決して社会的に成功しているわけではありません。
どちらかというと「負け組」です。
それでも、彼らに不幸の影などどこにもありません。
日々の生活を思いっきり楽しんでいます。
仕事でストレス溜め込んでいる切れ者君たちより
むしろ幸せそうにさえ見えます。
ま、これはあくまで漫画や映画だけの話ですが、
こういった作品が多くの人に受け入れられるのは、
「共感できる小さな幸せ」
がちりばめられているからだと思うんですね。
この小さな幸せを発見できるアンテナが多ければ多いほど、
人生豊かになっていくような気がします。
そういった意味で作品に出てくる彼らは
天才だし切れ者です。
バイクマンがホンダやヤマハのように大きくなるとは思いませんが、
お客様に「小さな幸せ」を提案できればいいなぁと
そんなことを思った今日この頃です。
寒いけど、バイクに乗りましょう！
冷え切った体で入る温泉はライダーだけの快感でっす！
なんか今日の日記はまじめですね。
次回はクランクシャフトの話でも書きましょう！
では！
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