徹夜はあんまりしたくありませんねぇ・・・
次の日になんだか変なアブラ汗かくし、
翌々日くらいまで影響が出ます。
とは思いながら、
昨日の晩は徹夜でした。
なぜかエンジン分解作業が立て続けに入ってきて、
作業の進みが異常に遅いです。
お待ちいただいているお客様申し訳ありません。
納期延びています。
やはりエンジン内部の作業は
通常作業よりも時間も手間もかかります。
ガスケット剥がしってもうちょっと効率よく出来ないものですかね・・・
スクレッパーでこそげ取ってオイルストーンで面出し。
そもそもエンジン分解前の洗車に時間がかかります。
泥だらけのエンジンを分解するわけにもいきません。
まず、ヤフオクで買ったというエストレア
カムチェーン伸び伸び、
カムシャフトかじり、
ロッカーアーム、ゴリゴリ。
カムチェーンテンショナーはいっぱいまで引っ張っていましたが、
何よりもびっくりしたのは、
異音を軽減するためだと思いますが、
固定されている方のカムチェーンガイドとシリンダーの間に
鉄辺を無理やり押し込みチェーンに張りを持たせていました。
最初は単にオイル消費で焼きついたのかと思っていたのですが、
焼きつきの原因はロッカーアームシャフトの向きを
間違えて入れていたんですね。
オイルラインがつぶれますので、
速攻で油膜切れを起こし
いたるところゴリゴリです。
結局
ピストン、
ピストンリング
ピストンピン
シリンダー
ロッカーアーム
ロッカーアームシャフト
カムシャフト
カムシャフトベアリング
各ガスケット類の交換です。
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| 焼きついたピストン |
削れたカムシャフト |
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| 右が新品のロッカーアーム |
おＮＥＷのピストン |
つづいて
ＳＹＭのＲＶ125ＪＰ
２〜３日置いておくと始動不良を起こすという症状。
プラグを清掃するとあっけなく再始動可能。
オートバイスターターの不良かと思ったら
ぜんぜん違いました。
シリンダーヘッドのガスケットが抜けて
極少量づつシリンダー内にクーラントが混入。
エンジンを始動しようとするとプラグが冷却水でぬれてしまって
始動できない。というものでした。
1週間放置プレイして、プラグを外してセルを回すと、
ドバッとクーラントが出てきました。
これじゃ始動できません。
プラグを清掃して再始動できたのは、
シリンダー内のクーラントが排気バルブからマフラーに抜けて
正常な状態になるからなんですね。
ﾏｼﾞｪｽﾃｨｰ１２５は車上でシリンダーが抜けるんですが、
ＲＶ125ＪＰはエンジン下ろさないといけません。
ムムム、メンドクサイです。
昨日の深夜２時からエンジン下ろし始めて、
朝の７時に作業終了。
 
４時間で終わらす予定が１時間オーバー。
休憩入れながらなので仕方ありません。
電話もないし、来客もないし、静かだし、涼しいし、
集中して作業が出来ました。
午後からお店を開けて、
翌日の朝まで営業というのも良いかもしれません。
（冬は寒すぎて逆に作業できないか・・・）
ともあれ無事にＲＶ125ＪＰの作業が終了。
えー、
あとは・・・
セロー２２５のベースガスケット交換。ヤフオク車です。
オイルダダ漏れ、いろんなボルトが固着。
スタッドボルトを１本取るのに２時間かかりました。
もう１本も固着してます。
サイレンサー取り付けボルトも固着・・・
ドライブチェーンＮＧ
前後スプロケットＮＧ
ステムベアリングも怪しい。
ちなみにセローもエンジン下ろさないとシリンダー取れません。
ムムム・・・・
続いてエイプ５０
ボアアップキットを自分で組んだらエンジンかからなくなったというもの。
単に組み直しすればかかると単純に考えていたら、
ヘッドカバーボルト締め込みすぎでねじ切ってます。
エンジンケースに貫通しているＭ6ボルトもねじ切ってます・・・
埋まっているボルトが抜けないときは
シリンダーヘッド、エンジンケース交換！？
エンジン全バラです。
ムムムム・・・・
これは昨日の夜に引き上げてきたので
まだ手付かずです。
たぶん時間がかかります。
今日は早く終わって爆睡したい！
（無理かな・・・)
では！
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