はい、カブ・ジャンキーの店主です。
6月に愛車のカブ号を売って以来、
私の迷走が始まりました。
パーツを取りに行ったり、通勤、時には代車、
時には長野へツーリングに行ったりと、
大活躍していたカブですが、
どうしても欲しいというお客様が現れて、
売ってしまったんですね。
詳しくは6月25日の日記参照ください↓
http://www.thebikeman.jp/nikki/2007-06-25.html
足がなくなってしまった私は
よっしゃ、新車でカブを買おうといろいろ調べましたが、
売れ筋のスクーターなどと違って、
カブってのは値引きがほとんどありません。
中古車もボロイ割りに結構良い値で売られています。
それだけ需要が多いのか、強気なバイクですね。
カブより定価は高いが値引率が高いスクーターのほうが
安い!!ってどうなんでしょう?
足がなくなってしまいましたので、
小さなパーツ1個パーツ屋に取りに行くだけで
わざわざ軽トラを使わなくてはいけません。
何よりも渋滞がありますから、
時間がかかってしょうがありません。
至急「足」が必要でした。
じっくりと考えている暇があまりなく、
以前から気になっていた原付2種スクーターで
一番値引率の高いスペーシー100を新車で買いました。
50のスクーターより一回り大きな車体と、
フロント12インチタイヤの安定性。
ツーリングで41km/L
街のりで36km/Lの低燃費。
二人乗りしても余裕のあるシート。
トルクが太く、坂道もグイグイ登ります。
エンジン音も静かで、振動もない。
雨が降っても足元がぬれないし、
何と言ってもほぼメンテナンス・フリーのお気楽さ。
スクリーンとボックスをつけて
ウイークポイントの収納性も解決。
とにかく楽だし、とっても便利。
楽だし、便利なんです。
スペーシー100.
便利なんですけどね。
何ですかね。
何かが「物足りない・・・・・・」
慣らし運転の距離稼ぎもかねて、
仕事が終わってから深夜に宮ケ瀬→ヤビツ→秦野
とプチ・ツーリングに行ってきましたが、
スクーターはやはりスクーター。
乗っていて、何かが物足りない。
普段の足として、道具としては100点満点です。
でも、
バイクって、乗っていて
たとえそれがチョイ乗りであっても、
どこかに「ワクワク感」って必要なんだと思います。
カブにはその「ワクワク感」があったんですね。
決してパワーがある訳でもない。
はっきり言って遅いです。
足回りも、ブレーキも、
そもそも設計そのものが古い。
特執していえば、圧倒的な燃費だけが
最近のバイクに勝てるスペックですかね。
しかし、カブには不思議な魅力があるんです。
これがあればどこまでも行ける!と思える。
日本一周でも世界一周でもカブなら出来る!
と思えてしまう何かがカブにはあるんです。
カブを売って以来、
心にぽっかり穴が空いたような、
なんともいえない日々を送っておりました。
そんなある日。
モトクロス仲間のお客様オサムさんが
カブを売るというではありませんか!!
今年の4月に買ったばかりの新車です。
走行1500キロ
スイングアームのRサスのボルトをなめているとはいえ、
チャキチャキの新車です。
飛びついて買いました。
こうして、無事にカブ乗りとして復活です。
もう浮気はしないよー
というわけで、
スペーシー100
販売いたします。
走行1198キロ、無転倒、室内保管
ウインドスクリーン、Rボックス付き
税込み138000円です。
よろしくお願いいたします。
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