5月19日の日記で↓
http://www.thebikeman.jp/nikki/2008-05-19.html
バリオスの点火が弱い、という話を書いたのですが、
結果を書くのをすっかり忘れておりました。
原因はイグナイターでした。
診断の結果、
イグナイターかタコメーターか
どちらかが、点火不良の原因なんじゃないだろうか?
と言うところまでは分かったのですが、
どちらも高価なパーツですので、
そう簡単には交換できません。
診断ミスで違うパーツを頼んでしまうと、
自腹ですのでシビアです。
こんなとき、診断用の中古パーツでもあれば良いのですが、
うちのような小さなお店にはなかなか全てのパーツが
あるわけではありません。
もちろん、中古のバリオスUのイグナイターなどありません。
四方手を広げ、友人のバイク屋さんから、
なんとかイグナイターをお借りして、
交換して点火テストをしたわけです。
あっけなくエンジン始動し、安定して点火しています。
イグナイターはとても高価なパーツです。
大体3万〜5万円位します。
高いですね。
作っている数が違うから仕方ないのかもしれませんが、
5万円も出せばパソコン買えます。
電気回路の複雑さとしてはイグナイターの比ではありません。
パソコンは相当量の電子パーツの塊です。
でも、5万円程度で買えます。
それに比べたらイグナイターの電気回路なんて
あかちゃんの様なもんですが、
それでも3〜5万円します。
分解可能なら、
壊れているパーツのみを交換できるんですけどね、
しっかりとモールドされていますので、
分解できません。
どうせ壊れているのはトランジスタや抵抗などでしょうから、
それだけを交換できれば直るのかもしれません。
いっそのこと
全部手作りでイグナイターを作れれば良いのですが、
私は文系(法学部)出身ですので、
イグナイターの仕組みや構造は理解できても、
実際に基盤を買ってきて作るのは無理です。
うーん、正確には
電気信号を断続する回路は作れますが、
回転数によって進角させなければいけませんから、
進角用の回路と増幅回路も同時に作らないといけません。
この辺は正直私では分かりません。
理系出身の人がうらやましいです。はい。
私は高校2年まで理系でしたが、
微分と数列が一緒になってきたあたりから
「こりゃ、俺の脳みそでは無理だわ」と思い、
文系に切り替えました。
ああ、あの時あきらめずに理系で居続けたら、
その辺の回路も手作りできるようになっていたかもしれませんね。
ま、もし理系のままだったら、
ザ・バイクマンもなかったかもしれません。
そんなわけで、
高校3年の夏休みから日本史を受検勉強しました。
図書館で私が縄文時代を勉強している横では
もう明治とか大正の勉強をしている人ばかり、、、、
「やべー、俺まだ火を起こしたところだわ・・・・」
「先長っ!!」
と思ったものでした。
おしまい。
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