いよいよ明日から裁判員制度がスタートします。
大丈夫なんでしょうかねぇ。
たびたびこのザ・バイクマン日記で取り上げてきた
裁判員制度ですが、
反対する人が多くいる中で制度だけはスタートします。
昨日はどのチャンネルのどのニュースも
裁判員制度のことに触れていました。
昨日某テレビニュースを見ていましたら
裁判員制度に対する一般市民の不安を列挙し、
その中に、こんなのがありました。
「裁判員になって、被告人に逆恨みされないか不安」
ま、確かにそうですね。
重大犯罪の被告人を裁くわけですから、
それなりの犯罪嫌疑があるわけです。
冤罪などの場合はちょっとここでは置いといて、
被告人が犯人である場合が怖いわけです。
重大犯罪を犯した犯人なわけです。
たとえば、被告人の犯行グループの部下などが、
裁判員の個人情報を入手して、
逆恨みの嫌がらせなどをしてきたらどうでしょう
テレビでゲスト出演されていた弁護士さんは
「裁判員の個人情報は法律によって保護されていますし、
裁判員の方には守秘義務があり、
事件に関与したことは決して世間に知られませんので
安心です。」
と、なるほど、そうですね。
んが、しかし、
「法律によって守られているから安全です」
というのは理屈は
残念ながら現実的に説得力がないんです。
もし、国民全員が法律を守っているなら
そもそも裁判なんか要りません。
法律が破られるから裁判があるわけです。
不安に思うのもうなずけます。
明日から始まる裁判員制度
多くの問題を含んでいます。
特に国民の自由を大きく規制する点に問題があると思います。
国民の自由は憲法によって守られているはずですが、
裁判員に選ばれたら、基本的に拒否できません。
ほぼ強制出動です。
反発を恐れず書くなら「赤紙」と一緒です。
正当な理由なく拒否したら捕まります。
裁判に「参加」するのではなく、
裁判に「強制出動」させられるわけです。
この点に関しては国民の自由は規制されるわけです。
憲法に反している可能性すらある。
本当に明日からスタートです。
問題山積みで制度が始まると
もっと多くの問題が出てくることになるでしょう。
バイクマンも修理車両が山積みです。
うわー、もう車検に行かないと!!!
では!!
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