モーターの力とエンジンの力を融合させたハイブリットエンジンや
そもそもエンジンを持たない電気自動車などの開発が
盛んに行われています。
地球温暖化抑制ため、化石燃料に頼らない
代替エネルギーが求められているわけですが、
もともと化石燃料を燃やして駆動する
いわゆるレシプロエンジンは
排気ガスの問題で近い将来なくなるかもしれません。
バッテリーの問題さえ解決すれば電気モーターを駆動力にした
電気自動車がガソリンエンジンに代わって広まっていくでしょう。
車の世界である程度の技術が確立し、
コストダウンが進めば、バイクの世界にも
ハイブリット・バイクや電気バイク（もうありますね）が
どんどん出てくると思います。
３０年後にはレシプロエンジンが姿を消すかも・・・・
なんて、思っていました。
が・・・・
昨日「酸水素ガス」なるものを知りました。
どこにでもある水を特殊な方法で電気分解すると
酸水素ガス（HHO）と言う気体となり、
このガスが燃料となるようです。
通常水を電気分解すると水素と酸素がそれぞれ発生する
わけですが、水に微振動を与えながら電気分解することで
酸水素（HHO)という特殊な気体が発生します。
酸水素（HHO)は水素（H2）よりも分子構造が大きいため
取り扱いが楽なうえ、燃焼後もまた水に戻り、
有害なガスも一切出ない。
画期的な新燃料として注目されています。
また一番すごいのは酸水素の中に
すでに酸素が含まれているので、
空気がないところでも燃焼させることが出来るわけです。
潜水艦や宇宙空間でも使えそうですね。
すでに酸水素を燃料としたPLガス用の小型エンジンを
１時間駆動させる実験も成功しているそうです。
このエンジン、酸素を外部から吸い込む必要がないため、
エアクリーナーの吸い込み口がありません。
いやー、すごいですねぇ！！
また酸水素の実態については不明な点も多く、
実用化には時間がかかりそうですが、
この技術が確立しると、世界のエネルギー問題が
一気に解決するようになるかもしれません。
何と言っても地球表面の７割は水です。
海水を真水にする技術はすでにありますし、
レシプロエンジンの技術はすでに熟成確立されています。
化石燃料の利権をめぐって
世界はバランスゲームや戦争に明け暮れてきたわけですが、
酸水素ガスが実用化されれば、
エネルギー問題に起因した紛争や戦争もなくなります。
また、
バイク用酸水素ガス・エンジンが実用化されれば、
エアクリーナーボックスは不要になりますので、
たとえば
メットイン・ゼファーとか
メットイン・CB1300SFとかが
出来るかもしれません。
つい何日か前のニュースで
月の極付近に大量の水（氷）あることも発見されたようですし、、
将来月面基地が出来たときの燃料も現地で採取可能ですね。
酸水素について詳しくはここに詳しく載っていました↓
http://www.yamaguchi.net/archives/006736.html
酸水素エンジンが実用化されれば
レシプロエンジンが残ります。
やっぱりバイクには排気音が必要です！
無音のモーターじゃねぇ・・・
やっぱりつまりません。
ああ、レシプロエンジンよ永遠に！！
まだまだ不明な点が多くある酸水素ガスですが、
理想の新燃料として実用化されて欲しいです。
では！ |
