遅ればせながら新成人の皆様おめでとうございます!
テレビニュースをこの2日間見てませんでしたが、
振袖着て頭超モリモリ、
キャバ嬢のイベントか!ッ的な
成人式会場だったとかないとか。
うーん、派手ですねぇ。すごい。
総務省によると、2009年中に
20歳となった新成人の数は127万人。
うち125万人は平成生まれで初めて成人に達した人たち。
3年連続で過去最少を更新し、
調査を始めた1968年以来初めて130万人を下回ったようです。
少子高齢化は着実に進んでいるようです。
低迷する経済、就職難にあえぐ学生さんたち、
社会経験もあり、即戦力となりうるいい大人ですら、
なかなか仕事がない世の中です。
仕事がなくて、お金もなくて、
はるばる遠方から年越し派遣村に来ている大人もいます。
家族も身寄りもなく、友達もいない。
完全に孤立無援で、本当にやむなく派遣村に来ている人で、
「働く意思のある人」は、当然援助しなければなりませんが、
昨年末集まった人たちのはたして何割が
本来援助すべき人なのかはかなり疑問です。
ばらまかれた援助金(税金)でパチンコやったり、
酒を飲んでいる奴がいるとしたら、情けない限りです。
「大人」がおかしい世の中でもあります。
これから新成人となられて大人となった若い方たちに
声を大にして伝えたいのは
自分の意思をはっきり持って、ちゃんと意見を言う
ということに付きます。
興味のあることは千差万別ですが、
とくに社会の動きや政治に興味を持っていただき、
選挙に行って欲しいと思います。
20歳になって出来るようになることは
酒とたばこだけではありません。
選挙権も発生するんです。
おかしな大人をきちんと正せるのは若い新しいパワーです。
ますます進む少子高齢化のなかで、
その人口比率を考えると、
圧倒的に多いのは団塊ジュニア世代です。
今現在日本社会を背負っている世代ですし、
政治や経済に当然興味があるわけです。
民主主義の性質上選挙に勝たなければいけないという
宿命が全ての政治家にあるわけですから、
今後の選挙で政治家が一番注力するのは
最も数の多い中年の要望をマニュフェストに盛り込むことです。
たとえば年金問題、医療問題、福祉問題、子育て問題。
そういった課題が今後も政治の中心的な課題となってくるでしょう。
テレビCMなんかを見ても、
生命保険や健康グッツなど、
明らかに中年以上の年齢層を狙ったものばかりです。
私が若いころも同じですが、
総じて若者と言うのは政治に興味がない。
しかし、
考えてみてください。
選挙に行かなければ、
政治家は当然意見を聞きません。
意見が聞き入れられないばかりか
大人が今安心して生活するために
国債を切りまくって借金を増やします。
実際にその借金を払っていくのは
新成人となった若い方たちです。
国債を切るということは
ある程度は必要だとは思いますが、
まだ参政権もない意見も何も言えない若者から
将来稼ぐお金を搾取していことにも繋がります。 そんな繰り返しが今の超借金大国を作り上げてきたんです。 「1回選挙に行かないと2000万円損する」と
以前誰かがラジオで話していましたが、
その通りだと思います。
また、
今の社会不安の原因を作った1つは、
私を含めて団塊ジュニア世代にあります。
私は今37歳ですが、
成人式を迎えてから17年間の間に
もっと社会をよりよくする未来を見据えた努力が足りなかった。
10年、20年前の政策決定が
今の世の中を作っています。
今後10年、20年先の未来を作るのは
新成人の方たちの意思で決めたほうが良いと思います。
そういった意味でも
若い人ほど選挙に行って、
政治家に対する影響力を持つことこそが大切です。
30代、40代になった時の生活環境は
新成人の若い方たち1人1人の
「今」の意思と決断で決まります。
「今」やるかやらないか
たったそれだけの違いです。
ま、若い人へ、と言うよりは
今の自分にも同じことが言えますね。
新成人となった方たちと力を合わせ、
よりよい社会が出来るようにがんばりましょう!
さ、さ、仕事しまっす!!
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