学生時代バイトをしていた時の後輩に
いわゆるオタク君がいたのですが、
当時私も若かったのもあって、
オタクというだけであまりしっかりと話し合ったことは
ありませんでし、
どちらかというと、ただオタクというだけで
少しバカにしていたところもあったと思います。
あの頃から15年以上の時間が流れていますが、
最近ザ・バイクマン日記に対して、
その彼がいろいろとコメントをくれるようになりました。
ザ・バイクマン日記では、
あまりバイクとは関係のない話も書きますし、
時には毒舌を吐いたり、
政治や時事ネタに対して
自分なりの考察をこの場で発表したりしています。
そんな日記に対して
ときどきその後輩君がコメントしてくれます。
それが、実に的を得ていて、
素晴らしい意見なわけです。
学生時代に彼と話をしているとき、
深い話をしなかったのは私ではなく、
彼が話をしてくれなかっただけなのかもしれません。
私が本気で彼にぶつかっていかなかった。
だから彼も本気でぶつかってこなかった。
本気でぶつかってこない人に
本気の意見なんて言わないと思いませんか?
適当に流すでしょう。
逆に本気でぶつかってくる相手には、
こちらも本気で対応します。
そこに深い人間関係が初めて築けるのだと思います。
深い人間関係は人生を彩り豊かにしてくれますし、
なによりもそういった友人に囲まれていることは
とても幸せなことです。
自分の周りにあまり話のしない、
どちらかというとバカにしている人っていませんか?
また、
自分の本心を恥ずかしいからとか
どうせ駄目だからって隠していませんか?
本当の自分を恥じることなく堂々と生きることで
周りの人間の対応も変わってくると思いますし、
相手も本気で対応すると思います。
あいつの話は面白くないとか
くだらないという評論ばかりして、
自分の話を何もしない友人がいたとしたら、
誰も心底からの意見を彼に言いません。
逆もまた然りです。
まず自分自身が本気の意見を相手にぶつけなければ
いけないんだなぁと、
まずそれが第一歩なんだなぁと
後輩君のコメントを読んでいて思った今日この頃でした。
では!
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