先日書いた「貯蓄税」↓
http://www.thebikeman.jp/nikki/2010-08-06.html
に対していっぱいメールをいただきました。
今日はその続きです。
スーパーモーニングの玉川さんは
今のデフレスパイラスの起点を
需要不足
↓
物が売れない
↓
物の価値が下がる
↓
お金の価値が上がる
↓
お金を持っていたほうが得
↓
物買わない
↓
物が売れない
↓
デフレスパイラル
と説明していました。
物が売れないと企業業績が悪化、
企業業績が上がらないと、給料も上がらない。
ということは税収も上がらない。
つまり、デフレを脱却しなければ、
根本的な財政再建はない。
と、そんな感じの話でした。
なるほどぉ、と聞いていましたが、
私はデフレの起点が需要不足ではなく
少子高齢化にあるのだと思います。
消費を引っ張るのは高齢者ではなく
常に若いエネルギーですが、
その若いエネルギーがない。
若い人の人口が少なくなれば
それだけ消費活動も減ります。
財政再建策として、
消費税アップや先日の貯蓄税、
また、新札導入など、
いろいろな手が考えられていますが、
根本的には人口の減少を食い止めることが
一番の財政再建策なんじゃないかと思います。
子育て支援などはもちろんですが、
若く、優秀な人材を世界中から集める政策が
必要なんだと思います。
既に、２００４年ドイツの移民法が成立し、
さらに２００７年にはEU連合も新移民制度として
ブルーカードを導入しました。
目的は共に減少する労働人口を補うためです。
オーストラリアやカナダ、EUなどの移民制度を参考に
世界中から若く、優秀な人材だけを、
しっかり選別して日本への移民を促進させ、
人口減少に歯止めをかけるのと同時に、
若年層の消費を拡大させる。
結果、企業業績を回復し、税収増とすりことが、
日本の財政再建のための最良の策だと思います
また、若く優秀な移民を促すためには
「魅力的な国・日本」を
世界中にアピールすることは必要不可分です。
移民を受け入れることは
島国日本としては多大なアレルギー反応も出ると思います。
しかしデフレスパイラルの起点が
人口減少にあるとすれば、
それを解決させる１つの方法として
「移民受け入れ」についても
頭の片隅に入れておかなければいけないと思います。
民主党も内部でごちゃごちゃやっていますが、
国民不在感バリバリですね。
単に人気取りの政策も結構ですが、
大きな構図で日本の未来を示してもらいたいもんです。
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