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ザ・バイクマン日記
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2016/07/01

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ナンバープレートの新基準
ご存知の方も多いと思いますが、
2016年4月1日より
ナンバープレートの表示に関わる新基準が適応されました。

問い合わせが多いのと、
車検時に新基準に合わないバイクもありますので、
日記で書いておきたいと思います。

・位置 番号の識別に支障が生じないように、見やすい位置
・角度 上向き40度~下向き15度
・回転 水平
・被覆、汚れ、物品の取り付け 禁止
・フレーム 禁止

となっています。

詳しくは
http://www.mlit.go.jp/common/001114812.pdf

さて、
自分のオートバイのナンバープレートを見てみてください。
上記の新基準に照らして、問題がある場合は
新基準内に収まるように直す必要があります。

具体的な例としては
・ナンバープレートを縦向きにしているアメリカン
・フェンダーの裏にナンバーを取り付けているSS系スポーツバイク
・ナンバープレートに付けているプラスチックのカバー
・この字型の荷掛けフックが付いているナンバー
・ナンバープレートに枠フレームを共締めしているバイク
などなど、

今まで、特に問題がなかった方も
4/1以降違法となる方は修正くださいませ。

 

さてさて、
4/1から法規が変わったわけですが、
これは過去のバイクも規制の対象となります。

法律的な見地に立てば、
これから作られるバイクに適応するべき内容です。

なぜか?

新しく作った法律を過去のものにまで適応させると
とんでもないことがまかり通ってしまうからです。
(遡及法の禁止)
例えば、
ザ・バイクマンの前の道は制限速度40km/hですが、
今日から30km/hになったとします。

もちろん今日から30km/hを守って運転していたあなた。

突然警察に止められて、こう言われます。
「君、昨日この道を40キロで走っていたよね
10キロの速度超過。
切符を切るからこっちきて」

こんなことが起こっては何を守って運転していいか
分からなくなってしまいます。


現在の法律を過去の事象に遡って適応し、
取締りを行なってしまうと、
時の権力者の恣意で誰でも逮捕することが
可能となってしまいます。
政府に立てつく奴はなんぐせ的な法律を作って
全員逮捕じゃ、粛清じゃ!!
という、法治国家の名を借りた王権国家となってしまいます。
北〇〇民主主義人民共和国みたいになりますね。


これでは私たち国民は
何を守っていればいいのか
さっぱりわからなくなってしまいます。

基本的には人間は自由です。
何をしても自由です。
しかし、個人と個人の権利が干渉するので、
国民同士で合意された法律(ルール)を作り、
それを守っている限りは自由である、としたわけです。

法律は自由を規制するものではなく、
自由を明確にするためのものです。

もし、新しい法律が過去の事象までさかのぼって
取り締まることができるのだとすれば、
もはやルールがないのと同じ結果を招きます。
自由の範囲が明確でない場合、
それはもはや自由ではありません。


ディーゼルの排ガス規制の時も
今回のナンバープレートの新基準も

どういうわけかこの遡及法の禁止という
近代民主主義の基本原則が無視されています。

無視して良い場合は
その理由も合わせて
周知徹底させるべきだと思います。

とは言え、

ナンバーは見やすいことに越したことはありません。

今回の新基準は
過去のバイクまでさかのぼっても、まぁいいかな
と思います。

しかし、
ディーゼル規制に関しては今もって疑問が残ります。

おしまい。



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