たまには・・・
と言う書き始めの時は大抵バイクの話です。
本当は尖閣諸島に中国軍艦が入ってきた話や
昨年12月の日韓合意に伴う日本政府の10億円の話、
終戦の日である8/15に竹島に韓国の政治家が上陸した話、
もう書きたいことが山のようにありますが、
ちょっとうんざり・・・
というのが正直な感想です。
ま、「いい加減にしろ!」と
感情的になりそうにもなりますが、
国際連盟脱退の時にしろ、
大東亜戦争突入のときにしろ、
国民が「いい加減にしろ!」と
感情的になった時こそ、
感情論ではなく、冷静な「議論」が必要であろうかと思います。
議論を冷静に
そして継続して続ける能力が
私を含めて日本人にはやや少ないと思いますので、
あまり感情的にならないように
していきたいと思います。
さて、
そんな感じで本日はバイクのお話。
XR600のカウンターシャフト交換を先日しました。
エンジン全バラのミッションばらし作業です。
フロントスプロケットが勘合するスプラインが
見事に摩耗しておりました。
みごとに逝っていますね。。。
ここまで摩耗するとさすがにカウンターシャフトの交換以外
修理方法はありません。
エンジンを下します。
ケースを割ります
やっとミッションとご対面
カウンターシャフト新旧比較
カウンターシャフトにミッションを組み付けます
順調に組み付けている過程で
カムシャフトのかじりを発見!
ということはロッカーアームも当然こうなってます。
カムシャフト
ベアリング
排気バルブ2本
シートカット&摺合せ
などを追加作業で行います。
やっとここまできました。
エンジンはこれでOK
カウンターシャフトも新品となり、
がたつきもなくなりました。
一発始動
完調になりました。
カウンターシャフトのスプラインが摩耗しているバイクは
かつて何台か見たことがありましたが、
ここまで減っているのは初めて。
なぜかわかりませんが、
XR600
アフリカツイン
上記2種にこの症状が多い気がします。
特にXR600は多いですね。
恐らくリアハブにダンパーがないのが原因と思えますが、
しかし、
アフリカツインにはダンパーあるしなぁ
同じエンジン系でスティードやブロス、トランザルプなどで
カウンターシャフトが摩耗しているのを見たことがありません。
でもアフリカツインはこの症状を数台見たことがあります。
ハブダンパーが付いているかいないかが
根本的な原因ではないのかもしれませんが、
トルク重視の大排気量エンジン
ハブダンパーなし
オフロード走行による砂やゴミなどの付着
これら3つの要素から
スプラインが摩耗してしまうものと考えられます。
オフ車の大排気量車で
ダートをガンガン走る人は
走行後の洗車、ドライブチェーンのメンテナンスなどで
こういったトラブルを避けることができるかもしれません。
カウンターシャフトの交換は
作業も大変だし、工賃も高い。
バイクの構造や使用状況把握によって
防げるトラブルもあります。
オイル交換やプラグ交換など
普段のメンテナンスはもちろんですが、
洗車こそ最大のメンテナンスです。
各部を洗っている過程で、
細部を目視で確認できますし、
もちろん洗車後の給油によって、
各部金属の寿命は延びます。
砂やほこりが付着し
油分が無くなった状態で金属同士がこすれれば、
当然摩耗が早まります。
愛車を長く乗るためにも
みなさんバイクは綺麗に乗りましょうねぇ
今年のお盆はバイクに乗る暇がなかった
残念な感じの店主でした。。。
おしまい。
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