現在43歳の私は
小・中・高・大と、一般的な歴史教育を受けてきました。
ものすごく簡単に言えば、反日教育を受けてきました。
先の戦争は日本が悪いことをしたと思っていましたし、
天皇の存在意義など考えたこともありませんでした。
大学生の頃は、
東京のど真ん中で広大な土地を占有している皇居なんて
経済的に全くの無駄で、
天皇ももはやいらないのではないか？
くらいに思っていました。
しかし、
2010年に起きた尖閣諸島ビデオ流出事件をきっかけに
その原因や歴史的経緯に興味を持ち、
いろいろと調べていくうちにだんだんと考えが変わってきました。
歴史的経緯をどんどんと遡って調べました。
極東国際軍事裁判（いわゆる東京裁判）
南京事件
上海事件
盧溝橋事件
満州国建国
日韓併合
伊藤博文暗殺事件
ロシアの南下政策
日露戦争
朝鮮半島の独立
下関条約
日清戦争
アヘン戦争
白人の植民地支配
という感じで、
どんどんと歴史をさかのぼって調べていきました。
調べれば調べるほど、
次々と知らなかったことが山ほど出てきます。
自分の無知を思い知ったと同時に、
私は何を学んできたのだろう？
と言う思いの8年間でした。
そういった中でふっと発見したこの表。
まずご覧ください。
2016年現在。
世界で最も長く続いてくる国が、なんと日本国。
大きなお世話でどうでも良いことですが、
ギネスにも認定されています。
紀元前660年2月11日。
神武天皇が即位された時から、
「日本国」が始まりました。
現在の今上天皇で125代目。
キリストが生まれる660年も前から日本国が存在し、
今なお日本国として続いております。
世界の皇室が集まる時でも、
今上天皇は最前列の真ん中にお立ちになります。
世界でもっとも古くから続いている皇室に
世界は敬意を払っているのです。
歴代天皇は下記リンク参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
また、
「中国の3000年の歴史」なんて全くのウソでした。
漢→唐→宋→元→明→清→中華民国→中華人民共和国
王朝が変わるたびに墓を暴き、皆殺しです。
そのたびに国が亡び、次の国が出来ました。
今の中国（中華人民共和国）ができたのは
第二次世界大戦が終わった4年後の1949年です。
歴史的にはたった67年あまりの国でしかありません。
日本は2676年続いている世界最古の国。
西暦ではなく、日本古来の呼び方をすれば、
現在は2016年ではなく、
皇紀2676年と言うことになります。
しかし、日本が現存する世界最古の国であることは
学校では教えてくれませんでした。
日本が世界で1番長く続いている国だなんて教えたら、
日本人が日本を誇りに思ってしまいますからね。
日本人は誇りを持ってはいけないのです。
だって、日本は悪いことをした国だから～！
これが反日教育という理由です。
日本がした悪いことは積極的に教えます。
でも良いことは教えてくれません。
おそらく大学生でも日本の成り立ちについて
即答できる人はあまりいないでしょう。
日本人として日本国に住みながら、
恥ずかしながら私は
8年前まで日本の成り立すら全く知りませんでした。
先日、
今上天皇は生前譲位の意向を強くにじませるご発言をされました。
このことによって、皇室のあり方を巡り議論になっております。
女系天皇を認めたほうが良いのではないか？
との議論もありますが、
125代続いてきた男系天皇の意義は大きいと思います。
日本国が2600年以上続いている理由は
神武天皇以来続いているY遺伝子の継承にあります。
女系天皇を認めてしまうと、
神武天皇以来継承されているY遺伝子が途絶えます。
ここ数十年の議論で我々が男系天皇の継続を変えてしまっていいのでしょうか？
私たちの判断力はそんなに正しいのでしょうか？
2600年間の人々の判断をたった数十年議論で変えてよいのでしょうか？
「男系天皇を継承してきた」
このこと自体に、日本が2600年以上続いてきた
最大の要因が含まれています。
と言うことで今回はここまで。
次回「天皇論②（日本国が続いてきた理由）」
を書きたいと思います。
おしまい。
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