おそらく、ほとんどの人は
この差をちゃんと説明できない。
私は何度も何度も書いていますが、
こういった記事を見るたびに
またあらためて書かなければいけない
という思いです
紀元前660年
神武天皇が即位されてから、
不思議なことに
天皇は男系継承にする
と決めました。
それ以来
2679年間
日本の天皇は男系継承を続けており、
そのおかげもあって、
日本は「日本」として2679年間続いている
世界最古の「国」です。
大きなお世話でどうでも良い事ですが、
ギネスにも載っています。
なぜ日本がそれほど長い間
1つの国として続けてこれたのか?
その役割を果たしている大きな理由の1つが
「男系継承」にこそあると
私は思います。
人間の遺伝子は
XXの女性と
XYの男性がありますが、
Y遺伝子は男性だけが持っている遺伝子です。
男系継承とは
このY遺伝子の継承に重きを置いた制度です。
つまり、
現在の126代の今上天皇陛下のY遺伝子は
神武天皇のY遺伝子と全く同じと言うことになります。
神武天皇のY遺伝を持っていない男子は
どんなに力を持っていても
絶対に日本の天皇にはなれません。
これが何をいみするか?
男は絶対に天皇になれないことを意味します。
(女性は天皇家に入れます)
よく女系天皇を認めないのは女性差別だと
アホ丸出しで言っている人がいますが、
これは全く逆です。
男系継承は
世の男性を天皇家から「排除」しているのであって、
女性は全く排除されておりません。
男は元来争い好きな生き物です。
狩猟に出て、
家族を養わなければいけませんから、
これは男性に備わった極当たり前の性質です。
もし、
だれでも天皇になれるチャンスがあったら、
天皇を打倒して、
我こそが天皇だぁ~!と
名乗りを上げるものもいるでしょう。
国を2分するような大きな戦いが
日本で起きなかったのは
誰も天皇にだけは成れないからです。
諸外国の歴史を紐解けば、
王家が打倒され、
次の王家が勃興するということが
たびたび繰り返されております。
中国においては
漢・唐・宋・元・明・清(本当はもっと細かい)
という具合に王朝は頻繁に打倒されています。
王朝は入れ替わるたびに
前王は身内もろとも皆殺し、
墓まで暴かれて木端微塵にしました。
そのたびに国が亡び、
新しい国ができました。
(ヨーロッパも同様です)
中国の王で寿命をまっとうしたのは
誰でもないたった一人
ラストエンペラーの溥儀だけです。
ところが、
日本の男性は
絶対に天皇になれませんので、
天皇を打倒するという発想自体が
ありませんでした。
どんなに力を持った武将でも
織田信長も
豊臣秀吉も
徳川家康も
天皇を打倒しようなどとは
思いませんでした。
天皇以外は全て平等に「天皇の子」であり、
従って国民には特段な差別意識がなく、
諸外国のような階級制度もありません。
貧しい農家出の豊臣秀吉が
天下人にまで上り詰めれるのもそのせいです。
天皇以外は
全て天皇の子として扱われたからこそ、
奴隷制度もありませ。
武将同士が戦うことはありますが、
町民は奴隷として扱われることもありません。
町民であっても武士であっても
士農工商全ての人が天皇の子として
あくまで平等であったからです。
徳川家と豊臣家が争った関ヶ原の戦い。
徳川家が勝ちましたが、
豊臣家の町民はどこ吹く風。
戦いを見物しに行ったり、
武士が大勢集まりますので、
町人たちは商売をしに行ったくらいです。
奴隷にされる心配があったら、
見物なんて絶対行きませんし、
武士相手に商売しに行こうなんて
絶対思いません。
ヨーロッパの国だったら、
負けた国の国民は全員奴隷です。
この天皇以外は全て平等という考え方は、
明治以降の急速な工業化の発展にも
大きく貢献しました。
それは「知識の独占」が行われなかったらです。
江戸末期の平均識字率は驚きの40%
都市部に限って言えばおよそ80%
一方で
当時ロンドンで30%
パリ10%でしたから、
その差は歴然です。
知識がエリート層だけに独占される西欧とは違い、
日本にはそこらじゅうに寺子屋があり、
高い基礎知識が日本人に備わっていました。
明治以降急速な工業化に成功できた
唯一のアジアの国、日本。
その発展の石杖は
①日本国民の基礎知識の高さ
②西洋から得た知識を広く日本語に翻訳した多くの書物
それらを読み解くことのできる知識の高さが
日本国民に備わっていたからです。
知識を独占しない
それは日本国民が日本国民を平等に見ていた証拠です。
また
日本古来からある日本独自の民主主義の発達にも
天皇制が大きく貢献しています。
「仁徳天皇の民のかまど」
「聖徳太子の17条憲法」
「明治天皇の5か条のご誓文」
まさに民主主義です。
神武天皇以来、
男系継承を維持してきたのには
実にさまざまなメリットがあるからこそ、
男系継承という制度が維持されてきたわけです。
もし女系天皇を認めてしまえば、
何が起こるか?
全ての日本の男性が
いや、世界中の男性が
日本の天皇になれる可能性が出てきてしまいます。
例えば、
(これはあくまでたとえ話です)
佳子内親王殿下(写真)が
韓国人男性とご結婚されたとします。
(繰り返しますが、あくまでたとえ話です)
お生まれになった子が
後に天皇になるかもしれないということです。
その時点で
神武天皇から引き継いできたY遺伝子は途絶え、
全く別の王朝が始まってしまいます。
もし私が中国や韓国のトップなら
こう考えます。
①日本に女系天皇を認めさせる世論誘導を行う
②宮家の女性に工作員を多数接触させ
③将来そのうちの誰かを結婚させる
④後に生まれた子が天皇とする
そうして日本を乗っ取ろう!!!!
あらゆる男性が日本の天皇になれるということが
どれほどおそろしいことなのか?
今一度考えなければいけません。
男系継承を続けてきたということが、
実は日本を守っている。
そのことをはっきりと言わなければなりません。
今日は思いついた順番に書いてしまいましたが、
いつかちゃんとまとめて書きたいと思います。
共同通信の記事はこちら↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190502-00000061-kyodonews-soci
おしまい。