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2021/06/24

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30％の暴落は想定内

図に示したのはアメリカの代表的な500社の株が
詰め合わせされた超絶スーパー有名な
S＆P500インデックスファンドの
1981年～2021年の40年間のグラフです。

              

この40年間の間に
〇〇ショックは何回もありました。
2001年　米国多発同時テロでITバブル崩壊
2007年　サブプライム・ショック
2008年　リーマン・ショック
2012年　ギリシャ財政危機
2015年　チャイナ・ショック
2016年　ブリグジット
2018年　米利上げ
2020年　コロナショック

ショックだ危機だ崩壊だと、
経済という大海原は大荒れの40年間！！

とも言えますが、
長期的視点に立てば、株価は必ず回復しています。

つまり、
30％暴落が起きたらラッキーです。
買い時です。

個別株を買うと、その会社自体がなくなってしまったら
株の価値もゼロですが、
インデックス投資の場合、
例えばSP500の500社が同時に全部潰れる可能性は
限りなくゼロです。
10年、そして20年の間に
上位500の内、脱落する会社もあれば、
逆に、上位500社に入ってくる会社もあります。

個別株を買うのは
個人投資家にとってリスクが大きいですが、
インデックスファンドであれば、
上手くリスク分散されていますので、
個別株よりはリスクが少ない。

勿論こんなことを言うと、
「アメリカ全体がダメになったらどうする！」とか
「全世界株インデックスでも中身は半分アメリカの株だ！」とか
「資本主義が崩壊したらどうするんだ！」とか
「基軸通貨がドルから元に変わったらおしまいだ！」とか

ま、いろいろな意見もあります。
でも上記のどれか1つでも起こったら、
アメリカはもちろん、日本だってとんでもないことになります。

個人投資家だけでなく、
広く国民全体に相当なダメージが来ます。

したがって、
預貯金だけで資産を持っている人も同様に
巨大なダメージを受けますので、
持っている資産が
金融資産で持っている人であっても、
預貯金で持っている人であっても、
同じようにダメージを被ります。
不景気になって仕事もなくなりますので、
もちろん人的資本も使えなくなりますから、
収入自体もなくなります。

上記反論のどれか１つでも起こったら、
なにがどうなったって
日本国民全員ダメージを被ります。

だったら、
長期投資でコツコツつみたてていく方が、
まだましです。

答えは簡単。
「どっちがましか」
という問題です。

これから先も30％くらいの暴落は必ず起こります。
でもそこでろうばい売りせず、
チャンスと思って今まで通り
コツコツと積み上げる

20年間、毎月5万円つみたてれば、
預貯金だと　1200万円
金融資産だど　2100万円（平均7％で運用）

基軸通貨が元になったり、
資本主義が崩壊したら、
1200万円も2100万円もただの紙くずです。

上記懸念は
人工衛星が落ちてきて死ぬかもしれないと
おびえているのと同じです。

そんなの誰にも予想できません。
大切なのは
与えられた状況下で
なにが最善かを見つけ、
そして最も重要なのはそれを着実に実行し
「行動に移す」ことです。

少なくとも
40年前に「行動した人」
つまりSP500に投資した人と
預貯金だけで40年間過ごした人の間では
資産に3100倍の開きが出ています。

40年、長い？　短い？

人生は100年ありますからねぇ～

おしまい。

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