なぜ、現状把握が大切かといいますと、
それは「余剰資金」を正しく把握するためです。
投資は絶対に「余剰資金」で行い、
絶対にそれ以上の深追いをしない。
生活費を削って投資に回したり、
ましてや、借金して投資に回すなどもってのほかです。
借金は投資の真逆の行為。
複利パワーを使って儲けるのではなく、
複利パワーが自分に対して「使われる」わけです。
リボ払いなど話になりません。
余剰資金を把握することは、
自分の持っているリスク許容度を知ることになります。
あくまでも余剰資金ですから、
万が一リスクを食らっても
生活に影響はありません。
この「こころの余裕」こそが、
インデックスで長期投資する上で、
最も大切な要素です。
切羽詰まっていると
マスコミに煽られたり、
専門家的な人の言動に心動いたり、
日々の株価の上がり下がりに動揺し
ろうばい売りしたり、
結局損切りしたりして、
市場に残った「安い」株を
富裕層が買っていくだけ。
心に余裕がないと、
富裕層の餌になる可能性が非常に高い。
日々の出来事に動揺しないで
淡々とつみたて投資する
いやむしろ、暴落時に買い増しする。
これはもう心に余裕がないと絶対できません。
一発逆転賭けて
レバレッジかけて損した分回収じゃ～！
と言う場合は大損して
取り返しのつかないダメージを食らいます。
ということで、
現状把握が最も大切ですので、
①現在の年収
②現在の現金・預貯金額
③年間の生活費
④現在の借金額
出来れば、貸借対照表をExcelで作って
資産部と負債の部に分けたうえで、
自分自身の財務諸表を作っておいた方が良いと思います。
その上で、
余剰資金額を把握して
その中で投資していく。
スタートするときの足場が固まっていなけれれば、
上手くスタートを切ることができません。
リスク許容度に「これっ！」という答えはありません。
投資の目的地も人それぞれ、
リスク許容度も人それぞれ
家族の有無
子供の年齢
持ち家か借家か
年齢・性別
年収
実にさまざまな要素が絡み合って
リスク許容度が決まります。
もうこれは自分で考えるしかありません。
明確な答えはありませんが、
目的地とスタート地点が分からないと、
そもそも出発できませんから、
今からExcel開いて
「投資の目的地」
「自分の貸借対照表」
まず2つを作りましょう！
そして、思いついたことは
余白部分にガンガン書き込む
（アイディアは書かないと本当に消えて忘れてしまいます）
上記2つの表を作ると、
自分でも気が付いていなかった
多くの発見があるはずです。
がんばりましょう！！
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