道交法がガッツリ変わりましたね。
1秒でも車から離れたら放置駐車とみなされて、
取り締まり対象となってしまいます。
皆さん駐車違反、放置駐車には十分気をつけましょう!
と言いながら、
本当に守っていける法律なんでしょうか??
かなり疑問です。
日常生活を行ううえで車は必要ですよね。
配達や集金、ルート営業やバイクの引き上げ
幼稚園の送り迎えからなど、
車が無い生活は考えられません。
しかしながら、皆が好き勝手運転していては危ないので、
法律でルールを決めてみなでそれを守りながら
快適に車社会が成り立っているのが理想です。
ところが、
ルールがあまりにも多すぎる。
通常運転していると皆何らかの法令違反をしているものです。
そして、道路交通法違反の検挙率は1%以下。
「運転しいて検挙されるのは運が悪いこと」
一般ドライバーの道交法の順法意識は
私も含めてそんなもんでしょう。
道交法はウルトラC級のザル法です。
みなが法令違反をしていながら、
法令違反が悪いことだという意識が全くない。
それは何故か?
「ドライバー・ライダーのモラルが低いからだ!」
なんて声もあるんでしょうね。
でもホントは違うと思います。
まずひとつ、
世間知らずの机にかじりついて勉強しかしてこなかったガリベン君が作ったルールと現実社会のルールが違うからだと私は思うんですよね。(今日は毒舌)
PS法のときなんかいい例です。これもザル法。
そして、
ガリベン君のもっともっと上の方に、アホな私には想像もつかない頭のいい人がいて、彼らが大きな流れを作り出しています。
今回の道交法改正もそのひとつだと思います。
以前の日記(交通安全と取り締まり全部で5話)
でも書きましたが、
どんな小さな道交法違反も「犯罪」です。
犯罪である以上必ず司法の目が入ります。
今は、取り締まりに不満があれば裁判ができます。
第三者(司法)の目で良い悪いが判断されるんです。
行政である警察は取り締まりはできても
刑を下すことはできません。
警察(行政)としては回りくどい司法の目を介さずとも
どんどん刑を下せるばサイコーです。
勝手に取り締まって、
勝手にお金を徴収できればもうちょーサイコーです。
ウハウハですよね。
本当に狙っているのはここにあります。
今回の道交法改正では、
駐車違反をしてステッカーを貼られても、
知らん振りして出頭しなければ
実際に駐車違反していなかったとしても、
所有者に放置違反金(反則金ではない!!)の支払い義務が生じます(所有者責任)
この場合駐車違反の実行者が特定されていませんから、
違反点数は付きません。
だから、
もし駐車違反のステッカーを貼られたら、
知らん振りして放置違反金の納付書が来るまで待ってれば、
金だけですんじゃいます。
違反点数はなしです。
駐車違反をして正直に出頭した人に違反点数が付いて
知らん振りして出頭しなかった人は違反点数なし!
おかしいですよね。
絶対に「不公平だ!」と言う声が出てきます。
「不公平だからなんとかしろ!」
社会的に影響力のある有名人さんがこういった発言をすると、
世論も加速が付いて不公平だ不公平だとなっちゃいます。
すると、
「じゃ、反則金はなくしましょう」
「違反金一本にさせていただきます」
となります。
ちゃんちゃん。
お見事!!パチパチ(^^)
道路交通法違反が犯罪ではなくなりました!!
良かったねー、って良くない!!
良くないっすよ!
おーこえー
私がうがった見方をしてるだけでしょうか?
事故防止が最大の目的なら、
もっと他にいい手はあるはずです。
例えば歩行者と車の物理的完全分離やとかね。
安全で円滑な交通が目的なのか?
単に警察利権の拡大か?
皆さんどう思われますか??
長々すいません。
熱くなってしまいました。
さーて、整備整備!
仕事しまーす。
では!
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