やっとわかりました。
散々悩んでいた、ＣＨ250フリーウエイ。
エンジン不調の原因は３点
1 シリンダー内壁のクラック
2 キャブレターボデー、フロートピン穴の磨耗
3 フューエルポンプダイヤフラムの亀裂
でした。
１のキズ（クラック）でオイルが掻き落とせず白煙が吹き、
２の磨耗でキャブレターの湯面が上がり混合気が濃くなり、
３の亀裂からガソリンを吸い上げ、さらに混合気が濃くなる。
一番厄介で、わからなかったのは３です。
フリーウエイはガソリンタンクがフロアー部にありますので、
フューエルポンプでガソリンを
キャブレターまでポンピングで送っています。
フューエルポンプは負圧によって
作動するようになっているのですが、
ポンプ内のガソリンの部屋と負圧の部屋を隔てている
ダイヤフラムに亀裂が入っていました。
振動や何かの拍子に亀裂がふさがるときもあり、
そのときは調子よくエンジンが回ります。
また、何かの拍子で亀裂ができると、
そこからガソリンを吸ってしまい、調子が悪くなります。
エンジンの調子を見ているときは
点滴のようなボトルから直接ガソリンを
キャブレターに送っていましたので、
盲点でした。。。
「ガソリンタンクのガソリンは使っていない」
と思い込んでいたのと、
ときどき不調になるという現象が、
判断を鈍らせていたんですね。
フューエルポンプに繋がる負圧ホースを抜いて
穴をふさぎます。
エンジンをかけると、
安定して好調にエンジンが回っています。
プラグの焼け色も良くなりました。
本当にちょっとくらい小躍りしました。
いやー悩んだ悩んだ。
私の力不足ですね。
腕の良い整備士なら、簡単に治してしまうことでしょう。
今回は本当に良い勉強になりました。
今後の整備に生かせるよう頑張りまっす！
現在朝の３時半。。。
バイクリフトの上には明日出荷予定の
Ｚ４００ＦＸがまたキャブバラバラで乗っかってます。
朝一でＦＺＸ７５０の車検もありますので、
今日は徹夜！！です。
完成次第出荷しないと
次の車両が入りきりませんので、
やばいです。
いっちょ外でたばこでも吸って
余裕をかましてみましたが、
秋の風を感じました。
もう、夏も終わりなんですねー
海行きたかったなぁ・・・
丘サーファー暦３３年の店主でした！
では！
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