バイク業界に携わって１０年。
陸運局について思うことはいっぱいあります。
まず何をするにも書類が多い！
名義変更するだけで、
１ 車検証
２ 委任状
３ 譲渡証明書
４ 手続納付書
５ 住民票
６ 税申告書
７ ＯＣＲシート
（各種項目ごとに必要な書類など
ホームページに詳しく書かないといけません）
７枚も紙を使います。
それぞれ必要なところに捺印も必要です。
しかも、縦割り行政の弊害でしょうか、
税金関係の部署、
検査関係の部署、
登録関係の部署、
印紙を買う部署、
ナンバーをもらう部署、
それぞれ違います。
あっちに行って書類を出して、
こっちではんこもらって、
ライン通して、
また戻ってきて書類提出して、
税金関係の書類出して、
やっと新しいナンバーがもらえます。
あっちこっちに行かなければなりません。
絶対にもっと簡略化できますし、
人員も経費も削減可能です。
陸運局の人たちは、
朝から晩まで、相当数の人員と
莫大な資金を資源（紙）を使って
書類上の「間違い探し」をしています。
ひたすらひたすら「間違い探し」。
やっている人もかわいそうです。
縦割りの部署間の連携を深め登録情報を共有する。
多すぎる提出書類を１〜２枚ですます。
たったこれだけのことで、
人員は１０分の１ですみます（断言！！）
先月の月末に陸運局に行った時の話です。
中古新規登録と管轄変更廃車の２台だったのですが、
朝９時にお店を出て、
帰ってきたのが、夕方の３時。。。。
６時間もかかりました。
横浜ナンバーの新規登録でしたので、
都築にある神奈川陸運局に行かなければなりません。
中原街道を走っていくのですが、月末であったのもあり
渋滞攻撃を全身で受け止め、
車検は車検で
光軸が合わず、３回ラインに並んで、
午前中ギリギリで検査終了。
猛ダッシュで書類を提出しに行きましたが、
無常にもジリリリリーと１２時の合図。。。
ボケーっと１時まで待たなければいません。
（お昼休みの１時間は全ての動きが止まります。ガックリ！！）
何もできません。。。
ただひたすらボケーッと待つのみ。
１時開始とともに１番で書類を提出すべく、
大行列ができる前に受付に並びました。
１５分前くらいから、
徐々に列が伸び始めて、
あっという間に大行列です。
んがっ！！！
なんと私は自賠責保険に加入するのを忘れていまして、
陸運局内にある代書屋で自賠責に加入。
受付に戻ったら、もちろん最後尾に並ばばければなりません。
９月はトラック関係の決算であるのと、
月末なので、猛烈に込んでいます。
３月と９月の月末に陸運局に行くと
大声で叫んでいる人が見れます。
普段の生活ではなかなか見れませんので、
見たい人行って是非！
で、ようやく書類を提出できて、
新しい車検証が出てくるまで、また待ちます。
待ちます。
待ちます。
待ちます。
やっと出てきた書類をもって、
税申告をして、ナンバーもらってやっと終了。
月初になると一気にガラガラになるのにねぇ・・・
困ったもんです。
しかしです。
車検制度は絶対に必要です。
今は車検後の点検・整備が認められていますので、
以前ほど車検は厳しくありません。
保安部品と排ガス規制さえしっかりと守っていれば、
ほとんど車検に通ります。
自分一人でこけて怪我するのは許させても、
第三者を巻き込むことは許されません。
そういった意味で、車検制度は絶対に必要です。
本当は５０ｃｃの原チャリであっても車検があっていいと思います。
オーストラリアでは例え５０ｃｃでも１年おきに車検があります。
（日本より簡単に取れますが・・・)
自動車やオートバイの安全は
この車検制度によってある程度担保されているんですね。
陸運局の複雑な仕組みを簡素化して、
１年おきに全車車検（原チャリ含む）！！
って言うのがバイクマン的な車検制度のあり方です。
本当は自己責任の下、
しっかり整備・点検が行われれば、
車検なんて要らないんですけどね。
みなさま！
１２ヶ月点検はユーザーの「義務」ですよー
安全に楽しく乗り続けるためにも
しっかりと点検・整備を行いましょう（＾＾）/
では！
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