車検に通るバイク、通らないバイク、
いろいろありますが、
まず通らないもの。
1 排気音量が大きいもの
2 排ガス規制後の車両で排ガス検査に通らない社外マフラーのもの
3 保安パーツ不適合のもの
具体的には
・ウインカーがオレンジ色以外
・ヘッドライトが白または黄色以外のも
・ヘッドライトのレンズカットが逆カット（右上を照らすもの）
・ヘッドライトの光量が足りないもの
・テールランプが赤以外のもの
・スピードメーターの内照灯がないもの
・ウインカー作動時にポジションが消えないもの
・ウインカーの点減速度が早すぎるもの
・リフレクターがないもの
・リフレクターが赤以外のもの
・シフトパターン（1・Ｎ・2・3・4・5・6）の記載がないもの
などなど・・・は全て車検にとおりません。
これ以外にも
タンデムベルトまたはアシストグリップがない車両は、
定員が1人となってしまい。2人乗りできなくなります。
4 ハンドルロックが効かないもの
5 危険な突起物があるのも
全部はとても書けませんが、
おおむね上記にあげたような車両は車検に通りません。
通常よく車検に引っかかるものとして
皆さんが苦労されるのがヘッドライトの光軸です。
ノーマルのヘッドライトでも、
こけて光軸が曲がってしまったり、
社外品のヘッドライトバルブで「同じワット数で光量アップ」などと
うたっているバルブも要注意です。
フェラメント（実際に光るところ）の位置が変わると
集光できずに光が散ってしまい、実際には光量も光軸も
取れないものがあります。
ヘッドライト関係には時々私も苦しめられますね。
いろいろと基準がある車検ですが、
昔に比べると車検は通りやすくなったように思います。
以前はチェーンガードがないと車検不合格でしたが
今は何も言われません。
また、泥よけ（ファンダー）がないものも不合格でした。
ＧＰＺ900Ｒの逆車など、
長すぎるくらいのフェンダーが付いていまして、
皆さんカットされたり、フェンダーレスキットなんかを
組み付けるわけですが、これも昔は不合格になりました。
今はフェンダーレスでも問題なく車検に合格します。
車検場に行って検査ラインに並んでいると時々見かける
いわゆる「ゾッキー車両」。
門前払いを喰らいそうなゾッキー車でも上記基準に合っていれば
車検に通ってしまいます。
鬼ハンつけてても、ロケットカウルでも、
段付シート？（背もたれ付いたやつ）
でもオッケーなんですね。見た目は関係ない。
さてさて、
以前よりは簡単に車検に通るようにはなってきましたが、
それでもやはり守るべきところは守らなければなりません。
ノーマルパーツは車検用に保管しておくべきでしょう。
昨日入庫したバイクの車検。
今度の水曜日に検査に行きますが、
ちょっと冒険をします。
中古で某大手量販店で購入されたようですが、
下記のような状態で出荷されたようです。
フロントフェンダーなし
ヘッドライトはありがちな４.５インチのベーツタイプ
原チャリバルブが付いたやつですね。
ネットなどを調べると
Ｆファンダーなし、ベーツタイプヘッドライトでも
車検に合格している人もいるようですが、
ホントかなぁ・・・・
回転部分がむき出しは確か車検に通らないはずだったような・・・
車なんかでワイドタイヤを履いたとき、
車体からタイヤがはみ出しているとＮＧです。
オーバーフェンダーなどをつけて対応していますからねぇ。
大手量販店で出荷された車両ですし、
「これで車検には大丈夫です」と店員に言われたみたい。
ホントかなぁ・・・
一応調べてから検査に持って行きますが、
ちょっと心配。冒険車検です。
人柱となってこの状態で車検に通るかどうかチャレンジしてみます。
次回ザ・バイクマン日記
「合格？それとも不合格？」
を、こう御期待！！
おしまい。
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