ガソリン、安くなりました。
この辺のスタンドでは128円/リットルくらいです。
ガソリンが安くなったことで
よろこんでいる人もいっぱいいるでしょう。
私も日々のガソリン代が安く済むのは大変ありがたいです。
引き上げや納車、代車のガソリン、
日々使ってカブや工場でもガソリンは結構使います。
それらの費用は年間にすると相当な量になりますし、
金額にすると1月分くらいの私の給料くらいになるかもしれません。
運送業界など、大変な恩恵を受けていると思います。
んが、
よろこんでばかりもいられません。
今年7月に開催される洞爺湖サミットを前に、
ガソリン税が安くなるわけです。
世界的に環境問題が叫ばれている中、
日本だけガソリンに対する税率を下げているこの現実。
ガソリンが安くなった!!ということで
両手ばなしでよろこんでばかりもいられません。
暫定税率とか一般財源とか
呼び方など、はっきりいって小さな問題です。
温暖化は日々の生活の中で確実に進んでいます。
地球がだめになったら、ガソリンが安いとか高いとか
そんなこといっていられないわけです。
ガソリンに環境税を上乗せして、
地球環境保全のために使う。
世界の環境対策のトップに立てる実力を持っているにもかかわらず、
ヨーロッパ、特にアイスランドやドイツに完全に負けています。
資源もない、人口も減る、食料自給率はわずか40パーセント、
世界的にイニシアチブを取っていけるものは、しっかりととっていかないと、
あっという間に蚊帳の外ですよ!
技術立国、環境立国・・・・
あとなんかありますか?
世界に示せる日本のイニシアチブ。
ガソリンはいつかなくなります。
今、本当にかけなければならない税金は
どこにあるのか?
また、その税金をどのように使うことが、
将来にわたって日本の国益に、
ひいては世界の利益に繋がるか?
その辺の議論って国会でやっているんでしょうかねぇ?
ガソリンが安くなってよろこんでいるのは
日本だけですよ!!
ま、急激な物価上昇の中で
せめてガソリンだけでも安くなるのは
確かに助かりますけどねぇ。
難しい決断ですが、
大きな視点で議論するのが国会の仕事です。
そして、それが国民の生活に負担になったとしても、
理解され、納得できる説明があればよいのです。
みんなが納得していれば、たとえ高くても税金は払います。
私を含め国民が怒っているのは、
その税金をいい加減に使うからです。
愛人のマンションや慰安旅行、
使わなくなった高価なカラオケマシーン、
そんなものを買うために税金を払っているわけではありません。
国会議員や役人の収支は全て公表、
誰でも閲覧できるようにして、チェックを厳しく、
そして、いい加減な使い方をしたことは、
横領罪として認識させるべきだと思います。
会社のお金で愛人のマンション買ったら横領罪ですが、
国会議員は責任を取って辞職だけすれば良い、
とでも思っているんでしょうか?
一回刑務所入ったほうがいいと思います。
うーん、今日は我ながら毒舌ですね・・・
あんまり書くと怒られそうなんで、
今日はこの辺でおしまい!!
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