「原材料値上げ」というニュースが頻繁に報道されています。
検索で「原材料値上げ」と打ち込んでみると、
でるわでるわ、いろいろなものが値上げされています。
おおよそどこも10パーセント近くの値上げが多いですね。
ガソリンも全国平均価格が160円/リットルを超えたと、
昨日のニュースで言っていました。
干ばつや洪水、地球温暖化の影響もあるでしょうし、
サブプライム問題などからアメリカ経済の先行き不透明感が強く
世界の資金が原油や天然資源、穀物などに流れているとも
言われています。
また、世界の人口は爆発的に増え続けていますので、
単純に耕地面積が足りていないと言うのもあるでしょう。
これら要素が重なって、
原材料価格がどんどん上がっているんだと私は思います。
給料は上がらないのに物価だけはどんどん上がっていきます。
ただのインフレではなく、スタグフレーションと言っていいでしょう。
と、まぁ
ここまでの話はいろんなところで聞かれる話です。
今日はここからが本題。
アメリカ経済と連携した日本の経済は、
ここのところ思わしくありませんが、
それでも、個人の預金残高は世界一、
使っていないお金がいっぱいあるんです。
全ての物価が10%値上げされたとしても、
それが原因で死者はほとんど出ないでしょう。
日本は原材料が高くなっても
まだそれを購入できる資金があるんですね。
でも、
経済的に厳しい国々はどうでしょう?
世界的に原材料価格が高騰していますので、
高くて本気で買えん!!
という国もあるんじゃないでしょうか?
それら国の国民たちは小麦や肉を買いたくても買えない
という現象がおきているんではないでしょうか??
日本は値上がりしても、それが原因で餓死する人は
まずいないでしょう。
しかし、値上げで食料が購入できない国の国民は
今この瞬間も餓死の危機に直面しているのかも
しれません。。。。
「原材料値上げ」とういニュースを見るときに、
いつも思います。
今日の日記の頭で触れた部分は強調されて報道されていますが、
値上げで困っているのは日本だけではないはずです。
そういったニュースはどこもやってない。
ちょっと気になると思いませんか?
食料そのものが、ブラッドダイヤモンドよろしく、
紛争の火種とならないことを祈ります。
おしまい。
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