９月に入ってから、
陸運局での車検検査ラインの方針が変わりました。
今までは、検査ラインで何回不合格になっても、
その日中であれば何回ラインに並んでも良かったのです。
そして、この検査ラインに入るのには１７００円分の印紙を
買う必要がありました。
ところが、
９月に入ってからは、１回の申請で
検査ラインに３回までしか入れなくなりました。
以下自動車検査法人が出しているビラから抜粋です。
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受験機会と費用負担の公平性並びに確実な整備等を
確保するとともに、効率的な常務運営を図るため、この度の
審査事務規定改定により、９月１日から１回の検査申請で
検査コースに入場できる回数が３回までとなります。
申請当日に、再入場（再検）を含め３回まで「適合」と
ならなかった場合には、「不適合」として国へ通知しますので、
国の窓口で必要な手続きを行なってください。
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と、言うことです。
３回不適合になるともう車検を取れないみたいな書き方ですが、
実は３回不適合となっても、
１３００円払えば、
またあらためて３回検査ラインに
入ることができます。
つまり、受験機会の公平性は無視してもいいが
お金さえ払えば何百回受けてもいいよと、つまりそう言うことです。
オートバイの車検の場合
一番苦労するのはヘッドライトの光軸や光量ですが、
車よりの前後のピッチングがかなり大きいだけに、
光軸は体重のかけ方で相当変わってしまいます。
ブレーキングの時は光軸は下を向くし、
加速しているときは上向きになります。
検査ラインに入って光軸を検査しているときも、
バイクを前後に揺らすと簡単に光軸が変わってしまい、
光軸を正しく調整してあっても、間単に不適合となってしまいます。
ノーマルのヘッドライトの新車でも
通らないときはいくらでもあるわけです。
ま、この前後のピッチングのおかげで
逆に光軸をあわせるときもありますので、
一長一短あるわけですが、
それでも、
ときどき３回以上不適合となることがあるわけです。
バイク屋さんによっては検査ラインに入る前に
民間のテスター屋さんに行って光軸を調整してから
持ち込むところもあるようですが、
当然費用がかかります。
私の場合、もったいないのでテスター屋さんに
行ったことがありません。
大体は「経験」と「感」で合格できます。
ただ、やはり年に何台かはなかなか合格しない
手ごわいヘッドライトのオートバイもあり、
そんなときは何回もラインに並ばなければいけません。
今までは、
何回並んでもその日のうちに合格すれば良かったのですが、
９月からは３回以内で合格しなければいけませんから、
しっかり「感」を働かさなければいけません。
実は昨日ヘッドライトで３回落ちてしまい、
再検査の手続きを初めてしました。
ノーマルのヘッドライトでしたが、
ノーマルでもなかなか光軸が出ない車種です。
４回目に合格となりましたが、
１３００円余計に払いました。
車検場に持ち込む前に
だまってテスター屋さんに持ち込んで確実性を上げも良いのですが、
その分お客様の負担も増えます。
３回以上落ちるのは２０台に１台くらいですからね。
やはり、テスター屋さんに持っていく必要性はないかと思います。
特にアメリカンやSRに乗っている方！
小型のベンツタイプの暗いヘッドライトに代えている人が多いですが、
ヘッドライトバルブがPH7という原チャリバルブですので、
光量が出ません！！
車検時のためにノーマルのヘッドライトは捨てずに
保管しておいてください。
いやー、
それにしても車検場まである種の値上げです。
今回の審査事務機手の改正で
相当な収入増につながっているはずです。
同じ業種で何社も選べる民間企業とは違いますので、
国関連の値上げに対する対抗策はありません。
お金を払えば受験機会の公平性が保たれなくてもいいのか？？
車検場側の立場からの「公平性」「効率性」「収入確保」としか
思えません。
まったくもって弱いものいじめです。
今日は愚痴でした。。。。
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