毎朝フジテレビの「とくダネ」を見ていますが、
出演者の佐々木恭子アナウンサーは私と同い年で、
実は私は結構好きなタイプです。
最近再婚されたのですが、
私的には長谷川京子さんが結婚したよりもショックです･･･
えー、そんな佐々木アナ。
再婚されたときに冗談半分で
「幸せを感じるハードルが下がった」と
言っておりました。
でも私はハードルが下がったのではなく、
むしろ高いハードルを越えたんだと思います。
幸せを感じる感度が高くなった。
恵まれた環境に居続けると
それが当たり前となってしまい。
感謝の気持ちが薄らいでいきます
いつしかその環境にも満足できず、
さらに上に上にと上っていこうとします。
力を持った人がさらに欲しがるものは「さらなる力」です。
また、一度良い生活をしてしまうと、
そのレベルから落とすことはなかなかできません。
人は永遠に満足することができないのかもしれません。
でもこれってものすごい不幸なことだと思います。
先日詐欺容疑で逮捕された小室哲哉さんが住んでいた
マンションの家賃は月３５０万円！！だそうです。
いわゆるワーキングプアーの年収２００万円を軽く超えています。
９０年代には長者版付けに名を連ねていた小室さん。
詐欺容疑は概ねで認めているようです。
アジア進出の失敗や、前妻への慰謝料、
そして今の生活を守るため、
どうしてもお金が必要だったのかもしれません。
で資金繰りが圧迫しているなら、
なぜ引越ししなかったのでしょう？
うちの工場の隣のマンションは普通のワンルームですが、
家賃は３万円くらいです。
何と小室さんが払っていた、
たった１ヶ月の家賃で約１０年住めます。
しかし、資金繰りが圧迫していても、
一度生活のレベルを上げてしまうと、
なかなかレベルを落とすことができません。
月３５０万円のマンションに住んでいた小室さんは
たとえ犯罪を犯してでも、そこに住み続けようとしたんです。
逆に言えば、月３万円のマンションに住むくらいなら、
誰かが不幸になっても（詐欺で被害にあっても）かまわない。
と考えてしまったんですね。
大多数の人達からすれば、
超ウルトラ高級マンションに住む小室さんは
人生の成功者として写るでしょう。
でも小室さん本人の心は
今の生活を守るために必死で
幸福感を感じていなかったのかもしれません。
幸せを感じることができるのは唯一「心」だけです。
この幸せを感じる感度やアンテナが少ない人は
たとえお金持ちでもそれはとても不幸なことだと思いませんか？
私はときどき妻に冗談交じりでこんなことを言います。
戦争も紛争もない、
温かい家があって、
温かいシャワーまである。
毎日白いご飯が食べれて
時々ビールも飲める
なんと
蛇口をひねればいつでも水が出る！！
２４時間インターネットも使える！
車（軽トラどけど・・・）だってバイクだってある！！
世界中探してもこれだけ恵まれた環境に生きている
人なんてそうはいません。
今ある当たり前のものに
ただひたすら、感謝の気持ちでいっぱいです。
私はそんな当たり前の小さな幸せこそが
人生には大切な要素だと思います。
ちょっと話は前後しますが、
佐々木アナが「幸せを感じるハードルが下がった」
と言ったのは、私からすると、
「幸せを感じる感度が上がった」と
そういうことなんだろうと思います。
佐々木さん
今度こそ、お幸せに！！
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