大変遅くなりましたが、
ようやくオバマさんの就任演説を見ました。
ものすごい眼力ですね。
現在のアメリカは、
世界中の経済低迷の爆心地ですから
当たり前といえば、当たり前ですが、
日本よりはるかに大きな経済的打撃を受け、
多くの人が住む家を失い、
多くの失業者であふれかえっています。、
ビックスリーは潰れそうです。
ビックスリーが潰れたら
その影響は深刻です。
世界中にさらに多くの影響が出るでしょう。
そして何よりも大きな問題、アメリカは
長い長い戦争の真っ最中にあるということです。
多くのアメリカ兵が死んでいます。
日本よりはるかに厳しい状況の中にいるアメリカで
あれだけの人数を集めて、
すさまじい眼力で明るい未来を語るオバマさん。
すごいの一言。
思わず聞き入らずにはいられない語り口。
Yes, we can !!
なんだか暗示に近い気もしますが、
オバマさんなら、本当にこの未曽有の経済危機を
乗り越えてくれるんじゃないだろうかと
思わせる素晴らしいスピーチでした。
２０分間１度たりとも下を向かず（メモを見ず）、
しっかりを民衆のほうを向いていました。
「人に話をするときは人の目を見て話せ」
と、幼少時代、剣道の先生がおっしゃっていましたが、
まさに、オバマさんは１人１人の目を見ているかのような
語り口調でした。
いやー、ほんとスピーチ上手です。
何かと暗いニュースが多く、殺伐とした世の中ですが、
暗い時代にはに求心力のあるニューヒーローが必要です。
オバマさんは人種的にもまさにアメリカのニューヒーローに
なりうる可能性を秘めています。
みんなそれを感じ取っているから、
あれだけ多くの人が就任演説に訪れたのでしょう。
光は暗闇だからこそ輝いて見えるものです。
混沌としたこの時代だからこそ、
オバマさんのような人が出てきたのかもしれません。
黒人初のアメリカ大統領という歴史的快挙です。
ちょっと話は飛びますが、
「２４」など、ドラマ上で現れる「かっこいい」黒人アメリカ大統領
という存在が、 自然な形で人々の心の中に浸透していたのも
オバマさんが勝利した一因かもしれませんね。
映画やドラマで数々登場した「カッコイイ」黒人大統領と
オバマさんをダブられて見ている人も多いかもしれません。
ただ、現実はドラマのようにはいきません。
オバマさんがドラマのようなヒーローになりうるか？
また、
オバマさんのように求心力が強い人が出てくると、
良くも悪くも牽引力を発揮していきますので、
冷静に大局を見て、大きな視野を持つことが
今後の意思決定の大きな肝になると思います。
これからが本当の正念場です。
趨勢に流されず、短期的にも長期的にも
正しい判断を下せるかがオバマ政権の見所です。
暗闇の中の希望になっているのは事実です。
オバマさんガンバ！
そして日本のお偉いさんたちも記者会見中にメモなど見ず
われわれ国民の目を見て話してほしいです。
特に麻生さん、頑張ってほしいものです。
ま、あれだけいろいろ叩かれている麻生さんですが、
あの状況の中、しかも選挙前に
消費税アップの時期を明記しなければいけないと、
しっかり訴えるたあの姿勢は、素晴らしいと思いました。
ただ選挙で票が欲しいだけで反対している議員も
いる中で、麻生さんは消費税に関してぶれなかった。
立派だと思います。
増税は今後避けられないとは思います。
特に今の生活水準を保とうとすると、
増税は時間の問題です。
自家用車なし、
インターネットなし
携帯なし、
みたいな生活水準に戻せば
良いかもしれませんが、
ま、それは絶対に無理でしょう。
今国会で議論されている本質は
猛スピードで進む少子高齢化にともなう
医療費などの支出増加
労働人口の目減りからくる税収減、
経済不振に伴う法人税の激減。
国債残高（借金）は
利子だけでも秒単位で膨れ上がっています。
こんな状況の中では
貧困に陥る人の割合は必ず増えます。
誰だって貧困は嫌です。
しかし、今後必ず貧困に陥る人が出てきます。
年越し派遣村などはまだまだ氷山の一角にすぎません。
あえて反発を恐れず書くなら
誰をどれだけ裕福にし、
誰を見捨てるのか、
誰がいったい国益につながるか？
国にとって有益な人、
そうでもない人、
最大公約数の人たちが幸せであるためには
どこかに線引きをしなければなりません。
何処にどういう線を引いていくのか？
この綱引きをしているわけです。
一人一人がお互いを思いやり、
尊重して、協力し、分け合う気持ちがあれば
この経済危機も乗り切れるはずです。
前にも書きましたが
奪い合えば足りません。
分け合えばあまります。
奪い合わない世の中になってほしいものです。
一億人以上の人たちが住んでいます。
全員が幸せになることが望ましいですが、
ある程度の差が出ることは、
いた仕方ありません。
さまざまな業界からの圧力を受けながら
大局を見て冷静に判断し、最良の決断を下すのは
至難の業です。並大抵のプレッシャーではありません。
何千万も給料もらっておいて、
派遣切りは絶対許されない的な
軽薄な発言をしているどこかのマスコミより、
麻生さんの発言のほうが重い筈です。
総理大臣は日々難しい決断の連続です。
いろいろな人に叩かれまくっている麻生さんですが、
がんばって強いリーダーシップを発揮してほしいです。
麻生さんがんばれ！！
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と、話は突然変わりまして、
またしてもコールマン・ストーブの話です。
こんなものがあったんですね。
知りませんでした。↓
ネットで見つけて速攻購入
んで、
早速実験↓
おおお、あったかい！！
はたしてー４０度の世界で使えるのか？？
ま、ないよりましですかね。
では！！
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