いわゆる「派遣切り」が連日報道されていますが、
昨日のラジオで「産休切り」なるものがあることを知りました。
産休中の社員や、これから産休を取る社員を
自主退社や解雇にする、というものです。
まったくばかげていますし、腹立たしい限りです。
会社側は妊娠を理由に解雇はできませんが、
勤務態度やら過去の仕事の失敗やら、
ともかく理由は何でもよいので、適当に理由を付けて、
自主退社に追い込む、または解雇にするそうです。
訴訟なども起こっているそうですが、
口が裂けても「妊娠」が理由で解雇にした、とは
言いませんので、裁判で立証するのも難しい。
今まで一生懸命働いてきたのに、
まったくもって世知辛い世の中です。
しかも、退社に追い込むのは今まで一緒に働いいた仲間です。
いたたまれません。
また、
いつか会社を退社する時のために、
退社時間をこっそりデジカメに収め続けている社員もいます。
支払われなかった残業代を退社時、法的に請求するためです。
今、会社側と従業員の信頼関係が崩壊しているんです。
社内の信頼関係が築かれていないのに、
どうして消費者との信頼関係が築けるんでしょうか?
政治の世界を見ても、
必死で働いて支払った税金が
不要なチャーター機で仲良しグループと一緒に
海外渡航するたの費用でウン千万円も使われるし、
献金という名の「賄賂」が横行していたり、
どうして安心して税金を払えましょうか?
政治に対する信頼感は失墜の一途です。
「金の切れ目が縁の切れ目」などと言いますが、
経済が落ち込むと、
人間関係が何かとギクシャクしてくるものです。
会社は社員を信用しないし、
社員は会社を信用してません。
消費者は製品のあらを探し、
会社は約款で自らを守ります。
政治不信は大きくなるばかりです。
日本から「信頼」という文字がなくなってしまったのでしょうか?
この経済危機で今一番必要なのは
私は「信頼関係」なのだと思います。
こんな時だからこそ、相手を信頼し、
一致団結した協調が必要です。
ばらばらの政治
ばらばらの会社
ばらばらの家族
こんな状況では
とても100年に1度の経済危機を乗り切れません。
今こそ協力してこの経済危機を乗り越えないと、
あっという間に世界に置いていかれてしまいます。
大きなことはできませんが、
まず家族から友人関係から
そしてザ・バイクマンに来ていただいているお客様から
強い信頼関係を築いていくことが必要なんだと思います。
そうした小さな信頼関係の積み重ねが
大きな波となり、今の経済危機を乗り越える力に
なるような気がします。
さぁ、今日もがんばって働きまっす!!
がんばりましょう!
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