新婚旅行でカナダに行ったとき、
バンクーバーの空港で乗り継ぎしたのですが、
空港内の案内板にこんなのがありました↓
わかりますでしょうか?
レストうンって
超大きな空港ですので、
日本人スタッフだっているはずなのに
だれかチェック入れなかったんでしょうか?
「どうぞ」の最後の○の位置もおかしいです。
ま、外国語表記があるだけ素晴らしいですが、
悪意のない間違えって結構あるものです。
日本の外国語表記もいっぱい間違っているんです。
意味が分かれば良いんですが、
意味をなしていないものもあるわけです。
大きな企業がバックについていても
多くの人がチェックを入れても
そのチェックをくぐりぬけて
やっぱりミスがでます。
さて、
ここで間違い探しです。
まずはこの図を見てください↓
画像をクリックするとPDFが開きます
シグナスX(台湾版)の駆動系のパーツリストです。
なにか変です。
図番の14を良く見てみると
「ワッシャー、コニカルスプリング」となっています。
実はこれ間違いです。
実際にばらしたことのある人なら
簡単に間違いとわかるのですが、
現場を知らない事務方の人はこの図を見ても
何が間違いなのかわかりません。
この図の間違いは
図番14と図番15が逆です。
シーブとカラーの間にプレートワッシャーが入り、
ナットとワンウエイクラッチの間にコニカルスプリングが入ります。
コニカルスプリングが何のために付いているのかを
理解していれば、
このパーツリストが間違っていることがすぐに分かります。
超ウルトラ大企業のヤマハです。
多くのチェック機能が働いているはずですが、
多くのチェックをくぐりぬけミスが世に出ます。
ま、台湾版のパーツリストですので、
前述の「レストうン」と同じで、
図をみてコピーしていく過程で入れ替わってしまったのでしょう。
私の日記も誤字脱字の嵐です。
あらだらけ・・・・
ミスはもちろんゼロが望ましいですが、
あまりにミスを恐れていては何もできません。
何かしてミスするくらいのほうが、
人間らしいですし、
発展していく「のりしろ」も増えていくものです。
ミスの繰り返しが人間の歴史ですし、
ミスがあったからこそ、今の世の中があるわけです。
ミスを奨励しているわけではありませんが、
行動してミスをする人のほうが、
何もしないでミスしない人より
魅力的だなぁ、なんて思います。
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