３０日の夜は夜遅くまで報道番組が生放送。
選挙結果が次々と出てくる中で
民主党の選挙人ボードが赤い花で埋め尽くされていきました。
衆院選前と後との議席数は
自民党 ３００→１１９
民主党 １１５→３０８
と大逆転だった。
黙ってても民主党が勝つとは思っていましたが、
まさかここまで大勝するとは思っていませんでした。
ちょっと怖いくらいの振れ幅です。
全国投票率は７０．９１％。
前回の衆院選（０５年）の６５．８１％と比べ、
大きく上回っています。
それだけ多くの人が今回の選挙に注目していた証拠ですし、
身近な現実問題として、経済や老後、子育て不安など、
多くの不安材料に対して
自民党が結果を示すことができなかった反動でもあります。
投票率が大きく増加したのは、
今まで選挙に行っていなかった人が
選挙に行くようになったからです。
国民１人１人の声は政治の世界に届くんだ、という
そんな選挙でもあったような気がします。
３０年以上独裁を続けてきた自民党が敗れ、
民主党が政権を取りました。
これで、衆議院、参議院ともに民主党となり、
いわゆる「ねじれ国会」の構造がなくなりました。
政権運営は今までよりはスムーズに行くようになるでしょう。
民主党が掲げるマニュフェストは耳触りは良いですが、
財源確保のためには相当な苦労が必要です。
３０年以上もの長い時間をかけて
自民党が作り上げてきた利権構造をぶっ壊すわけです。
各方面から信じられないような反発が予想されます。
たとえば、高速道路が無料化された場合、
今まで高速道路がらみで働いていた人たちは
大幅に必要なくなります。
無駄を排除して財源を確保する場合、
今までその「無駄」で生活をしていた人たちの
給料はなくなるわけです。
言いかえれば、
その給料が年金や経済支援、子育て支援などに
回ってくるわけですね。
しかしながら、
そういった「無駄」でお給料をもらっていた個人、団体、組織
などからの反発は政権運営に大きく影響してくるはずです。
民主党にはかつて自民党にいた人も多いわけですから、
そういった利害関係をきちっとリセットできるかが
大きな課題となるでしょう。
きちっと精査して財政の抜本的な健全化（無駄の排除）を
行って欲しいものです。
ま、民主党の全ての政策に対して賛成というわけではありませんが、
政治と金の利権構造を解明して公表し、
今までの「膿」をしっかり出し切る、という点については
大いに賛成です。
無駄を徹底的に排除（効率化）すれば、
ある程度の財源を確保することはできるでしょう。きっと。
今まで選挙に行かなかった人たちが
これだけ選挙に行ったのです。
今後の民主党の一挙手一投足を
有権者はしっかりと見てますよ！！
民主党さん！！
念願の政権を取ったわけですから、
有言実行！！！！
しっかり頑張ってほしいものです。
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