先日妻が年金のことで市役所に行った時の出来事。
妻の前におばちゃんが先に話をしていたらしいのですが、
そのおばちゃんは年金課から何か書類を送られてきたらしく、
その書類についての質問をしていたみたいです。
と、その話の前に
まず年金制度の基本的な仕組みとして
1号被保険者
2号被保険者
3号被保険者
というカテゴリーがあります。
ご存じのように
1号被保険者は私のような自営業者
2号被保険者はサラリーマンや公務員の方など
3号被保険者はサラリーマン等の被扶養配偶者のことです。
またサラリーマンの方は厚生年金に会社が加入している場合
基礎年金に厚生年金が上乗せされていて
2階建ての保険となります。
もらえる年金も基礎年金しかない1号被保険者よりも当然多い。
と、ものすごく基本的なことですが、
そのおばちゃん、書類の内容もきちんと理解しないまま、
なにやらそうとうイライラして感じで、
いろいろ質問していたみたいです。
質問されている年金課の職員さんにしてみれば、、
そもそも、、そのおばちゃんが何号被保険者なのかによって
質問に対する返答も変わってくるわけなんですが、
おばちゃんは何やら相当ご立腹。。。。
まず、何号被保険者なのかという意味で
「あのー、何号さんなんですか？」（職員さん）
と質問。
すると、おばちゃんは、
なぜかさらにご立腹され、
キーっと眉間にしわを寄せて
「本妻です！！」
と、
コントか！！
なかなかコントっぽい話ですが、
送られてきた書類の意味もわからず、書類だけを見せて
どうしたらよいか？だけを知りたい方って結構多いのかも
しれませんね。
もちろん今の私は年金制度の仕組みについて
理解しているつもりですし、送られてきた書類に
関しても読めば当然理解可能です。
しかし、年金制度も時代とともに変化していくわけで、
私がおじいちゃんになった時、
その変更された内容を理解できるか心配です。。。
特にこれからは、
いわゆる孤独高齢者の方が増えると思います。
制度の変更などがあった時、家族のサポートなしで
制度変更を理解できるのかが心配です。
また、理解できたとしても、役所まで行く手段がなかったり、
健康上の理由で行くことができなかったり
問題が出てきそうですね。
本来もらえるはずの年金も申請しなければもらえませんからねぇ。
年金受給できるのに、
もらわないままに年月が過ぎると、
受給資格が時効で消滅してしまいます。
時効は5年です。
（国民年金法102条参照）
じいちゃんになって頭固くならないようにしなくちゃですね。
ま、人生はコントみたいなもんですけどね。
おしまい。
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