「天才たけしの元気が出るテレビ」のダンス甲子園。
懐かしいですねぇ
ビキニパンツで体中にオイルを塗って、
ステッキ持って「メロリンキュー！！」と叫んでいた山本太郎さん。
今ではすっかり良い役者さんです。
テレビ・映画・舞台と多方面でご活躍。
そんな山本太郎さん。
３．１１福島の原発事故以降、
原発反対の意向を明確に発信していました。
原発反対のデモにも参加。
また
「オペレーションコドモタチ」ではユーチューブで
かなり強いメッセージを発信しています。
私的には何の問題もない「個人の自由な発言」なわけですが、
どうもそう思っていない方もいっぱいいるようです。
反原発の立場を明確にしてから、
既に決まっていたドラマの出演が降板になり、
さらに、所属事務所に「迷惑になるから」と自ら身を引いた。
6月17日から始まったミュージカル『太平洋序曲』への出演は
予定通り行われるようで。
「最後の仕事だと思って頑張ります」と、
しばらくは芸能活動ができなくなると
ご本人も自覚しているんだと思います。
ま、所詮芸能ニュース。
事実の程は分かりませんが、
原発反対を表明したことで
ドラマを下ろされ、
自ら身を引いたといえ、事務所も辞めた。
もし彼の原発反対の意思表明が原因で
仕事を干されたのであれば、
まぁ、日本は相当遅れているんだなぁと思います。
個人の自由な発言は芸能界では無理、ということになってしまう。
芸能人が個人の主張をはっきりさせるこは
諸外国ではいたって普通です。
日本にはその自由はない。
原発反対を表明することは
実際に事故を起こした東電を否定、
原発をもつ全ての電力会社を否定、
バックボーンである経団連も否定、
経団連に加盟している大手企業を否定、
という流れになるんですかね。
大手企業がスポンサーとなっていることが多い芸能界。
「山本太郎は使いづらい」という流れになるのかと思います。
ま、真意の程はわかりませんが、
山本太郎さんが事実上芸能界から干されました。
ご本人もこうなることを承知していたようですが、
それでも原発反対を表明した。
「オペレーションコドモタチ」での山本太郎さんのメッセージはこちら↓
原発推進か、反対か、
まさに賛否両論、いろいろな意見があると思います。
どちらの立場であっても、
個人として、
自由に発言できること、
これが重要だと思います。
個人の自由な発言が規制されていた時代が
いかに暗い時代であったかは
歴史が証明しています。
山本太郎さんは「原発反対」の姿勢を明確にしたのと同時に
今の日本の特に芸能界という世界が、
いかに閉鎖的な世界であるかをも
暗に提示したといえます。
「北の国から」の五郎ちゃんのような生活をすれば、
電力なんて要りません。
都会生活から離れ
北海道の富良野へ移住した五郎ちゃん順くんと蛍ちゃん。
電気も水道もない掘っ建て小屋での生活が始まった時
「電気もないのに、
夜になったらどうするの？」
と順君が言います。
この質問に五郎ちゃんは一言で片付けます。
「夜になったら寝たらいい」
なるほど。
前提が違う。
電力は絶対必要、と言う前提が違う。
「北の国から・遺言」で
最後に五郎ちゃんはこう言いました。
「自然からいただけ」と
都会生活を続けていると
年に何回かキャンプに行ったり、海に行ったり、
自然の中に身を置くことがほとんどなくなります。
自然のないコンクリートとアスファルトの世界に住んでいることが
普通の生活で、都会を離れ、
自然の中に身をおくことが不自然となっている。
自然が不自然。
不自然な自然。
ま、かといって、五郎ちゃんのような生活に戻れるのか？
山本太郎さんのメッセージを見て、
いろいろと考えさせられました。
こうしてホームページを作れるのも電気があってこそ、
本当に難しい問題です。
ともあれ、
「個人の自由な発言」は尊重されるべき。
もちろん自由には責任も伴います。
原発賛成・反対はともかくとして、
山本太郎さんは男を上げたなぁ
皆さんはどう思われますか？
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