さてさて、今月はツーリングの話ばかりですが、
ツーリングの話は今回で最後。
出発前に、前々からやってみたかった試みをしてみました。
SR乗りの方なら分かると思いますが、
SRのクラッチレバーは結構重い。
もともとXT500のエンジンから派生していますので、
クラッチスプリングは500cc基準のものがそのまま使われました。
SR400のクラッチ周りのトラブルで多いのが
プッシュロットの磨耗なわけですが、
これもクラッチスプリングのテンションが強すぎるため
ロッドに負荷がかかるからと思われます。
このプッシュロッドが折れたというのも
過去に1度だけ見たことがあります。
さてさて、
そんなSR400ですが、
インジェクションに変わってから
このクラッチスプリングが変更され、
クラッチが30パーセントほど軽くなったようです。
パーツリストを見比べると確かに換わっている。
クラッチに関わる部分で変更されているのは
どうもこのスプリングのみです。
前後のパーツはキャブ車のSR400と一緒。
と言うことは、単純にスプリングを変えれば
クラッチが軽くなるはずです。
メーカーがした変更ですので、
当然相当数テストを繰り返して決定したバネレートでしょうから
おそらく換装しても問題ないでしょう。
今回のツーリングに合わせて
愛車のSR400のクラッチスプリングを変更して、
ま、私が人柱となり、2000キロ走って問題ないようであれば、
お客様にも安心して薦められます。
さて、交換です。
まず、クランクケースカバーRHを外します。
上段が変更されたクラッチスプリング
下段が旧SR400のもの。
旧SR400のクラッチスプリングは41.3mmくらい
新型SR400は35.4mmくらい。
スプリングの巻き数は9巻きで一緒。
スプリングの太さは概ね同じくらいでした。
さっさっさっと組み付けて作業完了。
簡単です。
さてさてーー、軽くなったかなぁーーー
おおおお!!
確かに軽い!!
こりゃラクチンです。
普通のバイク並みの軽さ。
これは長距離走行はもちろん、
特にクラッチ操作を頻繁にしなければならない街乗りで
大変有効ですね。
実際に2000キロ走ってみて
問題は全くなし。
手の疲れも相当軽減されました。
SR乗りで、同様の換装したいかた。
お勧めですよー
ちなみにザ・バイクマンで整備すると
純正パーツは
90501-234L3 スプリング 6個 1920円
3HT-15462-R0 ガスケット 1個 1470円
エンジンオイル 2.2リットル 3960円
ドレンガスケット2枚 200円
工賃 4900円
小計12450円
TAX622円
合計13070円(1円単位切り捨て)
となります。
今日はなんか営業っぽいですね。。。。
おしまい。
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