「さんぺい」と聞いて真っ先に出てくるのがこの人
「もしもツアーズ」に確か出ていたと思いますが、
ほとんど喋らないので、
挨拶の「三瓶です♪」以外のギャグは
全くしりません・・・・
さんぺい業界を一気に担っていた三瓶さんでしたが、
現代は新しい「さんぺい」が台頭してきました。
「三平女子」ですって。
知っていましたか?
昨夜みやねさんとクリステルさんのニュース番組
Mrサンデーで取り上げられていました。
平均的年収
平穏
平凡な容姿
を結婚相手に求める婚活女子のことだそうです。
バブル時代の「三高」
高収入
高学歴
高身長
の対義語的に使われていました。
とにかくもう高望みはしない。
高望みをして婚期を逃して売れ残りたくない。
高学歴の人は周りにいっぱい女子が近づいてくるし敵も多いので
はなっからそういった人は狙わない。
イケメンも同様に競争率が高く、ふられるリスクが多いから
という理由で興味がない。
高収入の人も競争率が高い。
番組で取り上げられていたある女性は、
大学卒業後に一流企業に入り
周りには年収600万とか800万なんてざらに居た世界で
自分も安定した勝ち組結婚ができるものだと
信じていたわけですが、体を壊して
1年足らずでその会社を辞めることになってしまいました。
その後は一気に貧困女子へ転落。
もうこれ以上自分を落としたくない。
これ以上落ちるのが怖い。
過去の自分を回想して涙まで流しながら、
婚活サイトでお相手を探していました。
たしか26歳くらいの女性でした。
また、ある女性は
就職活動で高望みをして一流企業や安定企業を100社以上
受けたわけですが、全敗。
大学卒業後半年して現在の営業職に就けたという
大変な苦労を経験したわけですが、
その経験から、まだ22歳なのに婚活をスタート。
就職活動と結婚活動を同義にとらえて、
早いうちから婚活をしないと、
就職活動の時のように売れ残ると
真剣に婚活をしておりました。
その子の母親も「今は夢をもてない時代ですからねぇ」と・・・
バブルがはじけて失われた10年といわれていたものが、
今では「失われた20年」といわれています。
いっこうに景気の良い話は出てこない。
生まれたときから不景気の中でしか育ったことのない
若い世代に「夢を持て!」なんて気軽にいっても
「失敗したらどうするんですか?」と
切り替えされる始末。
リスクを犯して失敗するくらいなら、
高望みをせず、平均的な安定を求める。
と、まぁ、大体そんな内容でした。
いやー、夢も希望もない。。。。
夢も希望もないから情熱もない。
日本の閉塞感を若い世代は敏感に感じているのかもしれません。
婚活のお相手一番人気は「公務員」だそうです。
やっぱり安定が一番なんでしょうね。
年収は2人合わせて600万あれば良いそうです。
結婚後も自分も当然働くというスタイル。
現実は厳しい。
番組を見終わったとき、
まぁ、なんとも暗い時代だなぁと思いました。
しかし、まぁ、なんかこう心に引っかかる棘が・・・
○○女子みたいに
なんでもかんでもカテゴライズしてひとまとめにしてしまう
マスコミにも引っかかるところがありますが、
それよりもなによりも、
平均的年収
平穏な性格
平凡な容姿
を求める彼女たちに引っかかる。
現実問題からそんなことを言っているだろうけど、
結婚に必要なものはたった一つだと思います。
「愛」です。
平均的年収があれば結婚に失敗しないのか?
テレビに登場していた女の子はお金と結婚するのか?
お金があったら失敗しないのか?
決してそんなことはありません。
お金持ちも結婚に失敗している人はいっぱいいます。
富めるときも貧しいときも
お互いお互いを思いやり、
愛し合っていれば
それこそが成功した結婚と言えるはずです。
私は嫁に時々冗談とも本気とも取れない感じで
「バイクマンがぶっこけたら、
相模川の河川敷で毎日楽しくキャンプ生活しよう!!」
なんて言っています。
相模川の河川敷生活でも、今の生活でも
家族で楽しく過ごせたら、それだけでOKです。
みやねさんでもクリステルさんでも
番組に登場していたコメンテーターの人でも
誰でもよいから、この辺の意見を突っ込んで欲しかった。
「暗い時代ですね」という寂しいまとめだけで
番組を終わらせてほしくなかったなぁ
「愛があれば大丈夫です!!」
たった一言のコメントで
若い人達も少しは元気になる気がします。
若い人達がリスクを恐れて高望みをしないなら、
逆に言えば大きなチャンスがいっぱいあるってことです。
高望みする人が少ないわけですから、
その分リスクは減ります。
夢や希望があるから情熱があるんです。
情熱があるから一生懸命働けるんです!!
って、言って欲しかった。
「三平女子」より「三瓶です♪」
おしまい。
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