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2012/03/30

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72.9シーベルト
一昨日の話ですが、
福島第一原発2号機の原子炉内の映像が公開されました。
原子炉格納容器内は最大72.9シーベルト/hという
とんでもない放射線量です。

人間が浴びれば約6分で死に至る高い放射線量。

また、原子炉内の水位はたったの60センチでした。
水温は約50度ということから、
燃料自体は水に浸かっている可能性が高い。
推定では解け落ちた燃料の塊は40センチとされています。
しかし、肝心の燃料自体はまだ見つかっていません。




72.9シーベルト/hという放射線量がどれくらいすごいか?
原発事故で初めて知った「シーベルト」という単位。
単位もミリとかマイクロとかで
いまいちピンとこない人もいるかもしれません。
私自身もやはりピンとはきません。。。

ちなみに、
原発事故が起こる前の自然放射線量の平均値は
0.05マイクロシーベルト/hです。

1シーベルトは1000ミリシーベルト
1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト

ということは、1時間あたりの自然放射線は、
0.00000005シーベルト/hということになります。

ゼロが多すぎてやはりいまいちピンときません。

ものすごく不謹慎ではありますが、、
ドラゴンボール的に言い替えると
人間の戦闘力は5として
原子炉内部の戦闘力は7億2000万となります。

最終形態のフリーザの戦闘力が6000万ですから
フリーザの12倍強い戦闘力です。
ピンときましたか???

不謹慎な例えですいません。。。。。



ともあれ、とんでない強さの放射線量です。
原子炉内部に溶け落ちた燃料棒を回収するのは
非常に困難を極めます。





そして、
今まで注入していた大量の水はどこかへもれている。
1時間当たり数トンはもれているようですから、
昨年3月から注入し続けていることを考えると
2トン/hと少なく少なく見積もっても17520トンの
汚染水が海に流れ出ている計算です。


一刻も早く穴の開いた原子炉を補修し
汚染水をこれ以上垂れ流さないようにしなくてはいけません。

まず漏れを止める。

これが先決。


穴か亀裂かが原子炉格納容器のどこかにあります。
それを見つけるための装置の開発も必要です。


穴を塞ぎ、冷却水を循環させて冷やせる体制をとった上で
内部にロボットをいれて、溶けた燃料を回収しなくてはいけません。

アメリカのスリーマイル島の事故では
燃料の半分が溶け落ちて圧力容器の底で止まった。
これを取り除くのに11年の歳月が費やされました。

福島第一原発では圧力容器も損傷して
溶けた燃料が格納容器まで達しています。
燃料も大半が溶けています。

革新的な方法が開発されなければ、
格納容器に沈んでいると見られる燃料を取り出すのに
30年以上はかかる思います。

その間も冷やし続けなければいけません。




やはり、とても収束したとは言えません。




どうやって家族を守ればいいんですかね。
難しすぎます。



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