日本の近代史。
日本の高校教育ではほとんどすっ飛ばして
あまり学習した記憶がありません。
歴史で勉強したのは江戸時代までと
明治初期までくらいかな。
その後の近代史は学習しなかったか
または、私がすっかり忘れているのか
定かではありませんが、
いずれにしても、ほとんど理解していません。
日本の近代史は
日本が世界に侵略していったという
ネガティブな歴史であったから
政府はあまり国民に教えたくない、と
だからあまり教育してこなかったのだ。
まぁ、それくらいの理解しかしていませんでした。
ものすごく漠然とした把握ではありますが、
日本の近代史は「侵略の歴史」というくらいの
認識しかありませんでした。
だから、中国や韓国がやいのやいの言っているのも
致し方ない。日本は「恨まれるようなこと」をしたのだ。
と、そんなふうに思っておりました。
しかし、特にここ数年、尖閣諸島や竹島の問題で
反日感情をあらわにする報道が
たびたびニュースに上ってきまして、
そもそもこれら領有権はどうして争われているにか？
が疑問になってきました。
これら島々はどうゆう過程で「日本」となったのか？？
気になって調べていくうちに
日本の近代史に対して、
ちょっと興味がでてきました。
反日感情の主な原因として
中国では南京大虐殺の問題が、
韓国は従軍慰安婦の問題がよく取り上げられますが、
さて、これら問題について、
果たして私は何を知っているのだろう？？
恥ずかしい話、良く分かりません。
おそらく、ほとんどの日本人は
これら問題に対して、
正しく理解していないのではないでしょうか？
それくらい日本の近代史に対して
私たちは教育を受けてこなかった。
これで良いのか？？
自国の歴史も知らないなんて、
これほど恥ずかしいことはない。
本当に日本は隣国に対して「恨まれるような事」としたにか？
まず、「南京大虐殺」これを調べました。
すると、南京大虐殺はなかった！とか
蒋介石から日本軍が中国国民を救った！
など、今までの認識を１８０度ひっくり返すような
ことを書いている人もいます。
？？？
何が正しいんだ？？
疑問はさらなる疑問を呼びます。
そもそもなぜ日中戦争がおきたのか？
日中戦争に至る過程がわからない。
それで、アヘン戦争までさかのぼる。
アヘン戦争から第２次世界大戦までの中国の歴史が気になる。
それと合わせて、日本の近代史も気になるし、
当時の世界の情勢もきになる。
あわわわわ・・・・
知らない事だらけだ・・・・
こんなんじゃいかん。
調べれば調べるほど、知りたいことが出てきてきりがない。
今を正しく理解するためには
過去を正しく理解する必要がある。
それなのに、あまりにも過去を知らなさすぎる。
過去（ここでは日本と世界の近代史・その相関関係）を
理解できないので、外国からやいのやいの言われても
反論も肯定も批判も何もできない。
甘んじて批判を受け続けなければいけないこの状況。
もし、本当に「恨まれるような事」を中国や韓国にしてきたのなら、
その事実を誠実に受け止め、２度と同じ事を繰り返さないように
しなければいけないし、
もし、「恨まれるような事」をしていないのなら、
胸を張って反論すればよい。
尖閣諸島や竹島の問題でも
歴史を正しく理解していないので、
日本政府の言っていることが正しいのか
中国や韓国が言っていることが正しいのか
正直判断ができません。
日本人の貧弱な歴史観は
日本にとって決してプラスになるとは思えません。
ニュートラルでフラットな歴史観を身に着けるためには
双方両国の歴史書を読まなければ中立は保てませんが
大学生くらい時間を自由に使うことが出来なければ、
とても時間が足りません。
日本の歴史教育も
縄文～江戸時代まですっ飛ばして
近代史中心に教える方が
これからのグローバル世代にとって
より有益だと思います。
困ったもんです。
ちょっとは詳しくなりたいです。
知らぬは恥。
おしまい。
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