一昨日、昨日、TBSで2夜連続やっていた
リーダース。
第二次世界大戦の前後、日本の未来のために、
仲間とともに物作りに人生をかけた人間たちの生きざまを、
史実に基ついて描かれた作品です。
初日に何気なく見始めて、
あまりにも面白くて録画してしまいました。
まだ最初の45分しか見ていませんが、
グングン物語に吸い込まれていきました。
「従業員のやる気を引き出すために
求められるリーダーとしての資質を知るためには
大変参考になる」と
テレビの番宣で
誰かは忘れましたが、
そんな感じのことを言っていました。
何回も
何十回も
何百回も失敗して
なかなかシリンダーができません。
まだ、エンジンすらできていないのに、
フレームやボディーの工場を建設します。
なかなかうまくいかない仕事の繰り返し。
残業の連続。
従業員は疲労困憊、満身創痍。
それでも、社長を信じ、誇りをもって仕事に打ち込みます。
資金繰りが悪化し、倒産寸前まで追い込まれ、
資金調達員の方が銀行周りをするのですが、
なかなか融資が得られず、
心労が重なり、胃に穴が開いて、
その方は亡くなってしまいます。
従業員が死ぬまで社長についていく。
また
どんなに経営が苦しくなっても
社長は従業員を切りません。
「家計が苦しいからと言って
家族を追い出す奴がいるか?
従業員は家族だ」と
なんとも素晴らしいセリフ。
ともに現代では考えられません。
リストラは当たり前のように行われていますし、
死ぬまで社長に付いて行こうという社員も
なかなかいません。
当時の趨勢なのかもしれませんが、
現代との「差」はいったいどこにあるのでしょうか?
それはやはり「夢」にあるのだと、
私は思います。
夢のある仕事。
うーん、なんだろう?
夢のある仕事。
にわかには思いつきません。
再生医療の分野や
自然エネルギー関連の分野、
また
新たなエネルギー採掘の技術。
人口爆発に対応するための飲料水の製造技術。
耕作技術の劇的な進歩。
医療・エネルギー・水・食糧と
あと、うーん、なんでしょう・・・
人類の夢。
より良い明日を想うこと。
物質的に成熟した現代の日本では
それはモノではなく、
人間が生きていくためのより根本的な何かへ
シフトしているような気がします。
また
誇りを持って仕事に向き合うためには
物質的・精神的に社会との繋がりを認識できなければ
誇りを持てません。
従業員に夢と誇りを持たせることが
社長の本当の仕事なのかもしれませんね。
わずか45分しか見ていませんが、
そんなことを考えさせられる番組でした。
なかなか集中して見る時間が取れませんが、
子供たちが寝た後に夜な夜な続きを見たいと思います。
バイクは乗り物であると同時に
夢に乗る乗り物でもあります。
好奇心と夢を乗せる楽しい乗り物。
バイクに乗ってたまにツーリングができるのも
楽しいお仕事があってこそです。
仕事以外のそうした余暇の時間をサポートすることが
バイク屋のお仕事。
いよいよ繁忙期に突入して
忙しくなってきましたが、
楽しく、誇りを持って、また、夢を持って
お仕事頑張りまっす!!
わずか45分しか見ていませんが、
そんなことを考えさせられる番組でした。
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