明治維新以来、日本は政治・経済を大きく変え
近代化・工業化にアジア地域で先だって成功します。
その後
日清戦争・日露戦争の両戦いによって
有色人種でただ一か国、
アーリア人(白人)からの侵略を受けずに
独立を獲得し、
その後の第一次世界大戦の勝利によって、
世界5大国の1員ということになりました。
私たちのおじいちゃん、曾おじいちゃん達が
一生懸命勉強し、日本を変え、
内戦の危機を回避して日本を一つにまとめあげ、
白人の侵略の手から日本を守り、
さらに、工業化をアジア地域でいち早く成し遂げ、
日清戦争・日露戦争に勝利して
樺太南部、台湾に領土を拡大し、
朝鮮を併合し、
ドイツが持っていた南洋諸島を手に入れます。
日本は名実ともに世界の大国となったわけです。
1920年あたりの世界情勢を見てみますと、
イギリス・フランス・ドイツ・ロシア(のちにソビエト連邦)
アメリカなど、
いわゆる大国と呼ばれている国々は
どういった政策をとっていたのか?
それは、軍事力を拡大し、自国の勢力を伸ばし、
他国との間で軍事的優位性があれば、
他国を占領しする。
良い・悪いは別にして
これが、当時の大国の政策であり、
国際的常識でありました。
日本が台湾を取り、ドイツが占領していた南洋諸島を取り、
樺太南部を取ったということを
もし、「侵略である」とするのなら、
イギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・ロシア
など、ほかの大国の政策も同様に
「侵略」としなければ、バランスが取れません。
もし、当時の日本の政策を「侵略」とするのなら、
世界中に拡散した白人たちは
現地に住む原住民達に頭を下げて、
ただちにヨーロッパに帰らなければならなくなり、
世界史をすべて書き換えなけれないけないことになります。
もし、第一次世界大戦以降の日本の政策が
間違っていた、とするのであれば、
日本はイギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・ロシアなど、
ほかの大国が取っていた政策とは違う、
日本独自の政策を進めなければいけなかったはずです。
はたしてそれができたのでしょうか?
現在の政治を見てみても、
アメリカはこうしている、ドイツはこうしている、
と、どう考えても、西欧の政策を追従しています。
大国の政策と違うことをすると、
「国際社会に取り残されるぞ」という批判が出てきます。
今現在、
そういった西洋の政策を手本とせず、
日本独自の政策が取れているとは
とても思いません。
今現在私たちができていないことを
1920当時生きていた
私たちのおじいちゃん、曾おじいちゃんが
間違っていたと
なぜ言うことができるでしょうか?
現在の感覚で1920年当時を考えるのではなく、
その当時に自分の身を置いて、
どのような政策がベストであるかを
考えることをせずに、
当時の人たちを批判することはできないと
わたしは思います。
世界の大国となった日本が
西洋列強の政策をお手本にせず、
日本独自の政策が取れるのか?
当時世界の大国になる、ということは
世界に領土を拡大するということを意味します。
それは、各国の領地面積の変貌や
アーリア人の人口分布などを見れば明らかです。
日本が朝鮮を併合し、満州国を建国したことは
侵略であり、間違いであったと
私達は繰り返し教育されてきましたわけですが、
それは本当なのか?
ほんの1年前まで、
今回の歴史シリーズを書くために勉強する前は
私自身も日本は東アジア、東南アジアに対して
侵略をし悪いことをしてきたんだ、と思っていました。
しかし、それは本当に侵略ということがでいるのか?
アーリア人が行ってきた領土の拡大を
侵略とは呼ばず、
なぜ、日本が行った領土の拡大を
侵略と呼ぶのか?
100歩譲って、日本が行った領土の拡大を
侵略とするのなら、
日本はどのような「侵略」をしていたのか?
侵略した地域をどのように占領してきたのか?
私たちはより具体的に見ていかなければいけません。
これまでの歴史シリーズを
振り返ってみていただければ分かるように、
白人の行ってきた侵略は
原住民を虐殺し、
骨が炭化するまで生きたまま焚火で人の足を焼き、
カミソリで皮膚を1000回以上切り取って残忍な処刑を行う。
女は自由に乱暴し、原住民の殺害を法律で認める。
原住民を鉄砲で脅して崖から飛び降りて死ぬのを楽しむ。
白人が入ってくる前から
そこで暮らしていた人たちを遠方に隔離し、
さらにそこから子供をさらって
文化的・人種的な根絶を強制し、
現地男性の性器を切り取り人種拡大を阻止すた。
また、
少人数の白人で現地人を支配するために
じゃんじゃんハーフを生ませて、
ハーフの人たちを教育し、銃を渡し、
現地人を支配させて傀儡政府を作り、
略奪と搾取を行う。
もし、優秀な現地人が出てきたときは
捕まえて死ぬまで裸で牢屋に閉じ込めるか
または、その両手首を切断した。
これが、アーリア人が行ってきた侵略支配の方法でした。
日本も白人の支配と同様に
朝鮮・満州に対して、これと同じことをしたのであれば、
もちろんそれは「悪いこと」でありますし、
現在の日本の教育が
「日本の侵略は間違っていた」というのも納得がいきます。
しかし、
私たちは単に「侵略」をしてきたとだけ
教えられ、その具体的支配の内容を
全く教えられてきませんでした。
「侵略」=「悪いこと」
と一面的な教育しか受けていません。
朝鮮を併合し、満州国を作ったことを
もし、侵略といい、悪いこと、とするのであれば、
私たちはその内容を学ぶ必要があんだと思います。
朝鮮や満州で私たちのおじいちゃん・曾おじいちゃんたちは
白人がしてきたような占領方法を取っていたのでしょうか?
次回からは
「日本が占領した地域の現実」を
詳しく書いていきたいと思います。
おしまい。
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