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2014/07/16

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脱法ハーブと飲酒運転とモラル
さて、連日脱法ハーブ吸引による
交通事故の報道が続いております。
法的規制が追い付かず、
緊急処置として、
厚生労働省が15日、
脱法ハーブから検出された未規制の
化学物質2種類を指定薬物に緊急指定しました。

規制が現実に追いついていないわけです。


さて、
脱法ハーブは化学構造が
違法ドラックと類似しているわけですが、
基本構造を同じとしながらも
ちょっとだけ構造が違う。

しかし、実際に吸引すれば、
その効果はほとんど違法ドラックと等しいか
下手をすれば、もっと悪いわけです。

全く新しい化学構造を持つ脱法ハーブが
次々と出てくるわけですが
その新しい化学構造を持つ物質を
人間が吸引して、さて、
どのような反応と結果をもたらすのか?
科学的に検証されているわけではありませんから、
データは全くありません。

もしかすると、違法ドラックを上回る危険性を
秘めている可能性は捨てきれません。

これは全く新しい化学構造の薬品で、
かつ、臨床実験も全くされていない
新物質ですから、
それに対する人間の反応と結果は
全く予想できないことになります。


違法ではありませんが、
脱法ハーブには相当なリスクがあることが
簡単に想像できます。



普通に考えれば、
そんな高リスクな薬物は
規制などかけなくても、
誰も吸わないように思いますが、
今、問題となっているのは
危険を承知でも危険薬物を摂取する人がいる。
という、なんとも厄介な問題です。

人間ってのは非常に不思議な生き物で、
危険を知りながらも、
どこかリスクを楽しむ傾向があるようです。
また、
昨今のストレス社会がもたらした
人々の反射現実逃避の表れなのかもしれません。


ま、いずれにしても
脱法ハーブには未知の危険性があるわけですから、
手を出すべきではありません。


実は問題はここからで、
現在脱法ハーブを吸引することは
違法ではありません。
合法です。
自動販売機で売っているところもあるようです。


脱法ハーブを吸引するかしないか?は
個々人のモラルだけにゆだねられているわけです。
また、
日本は一応法治国家となっていますので、
法律で決まっていないことをするわけにはいきません。

法律的には吸っても良いものです。



さて、ではお酒はどうでしょう?

お酒も覚醒作用がありますが、
飲酒は法律で禁止されているわけではありません。

飲酒して車を運転することは
厳しく規制されていますが、
車を運転しない限り、
仕事帰りに居酒屋に行っていっぱいやることは
だれでも、自由にできるわけです。
時々、お酒を飲んで第三者に迷惑をかける人も
おりますが、
ま、お酒の席のご愛嬌というところでしょう。

お酒を飲んで運転すると、
運行者は悲惨な事故を起こすかもしれないし、
被害者側は当然納得できる筈もありません。
加害者、被害者ともに、
良いことは全くありません。


ポイントは
誰かの迷惑にならないようにする。
とこうゆうことなんだと、私は思います。

だから多大な被害が出るかもしれない
車の運転をするにあたって、
その危険性が増加する飲酒は
厳禁なわけです。


脱法ハーブを吸うこと自体は合法でも、
吸引後に運転することは
最近のニュースのように、
誰かの迷惑になる可能性が
非常に高いですし、
その被害も甚大です。


飲酒にしても、脱法ハーブにしても、
接種後に車を運転することはやめよう。
というのが、モラルある考え方なんだろうと
思うわけです。

しかし、実際に飲酒や脱法ハーブに起因する
事後が起こっていることを考えると、
規制強化論という流れがでてきます。

実際に飲酒運転に関しては
そうとう厳しくなりましたし、
罰金も相当でかい。

十分な抑止力があるように思えますが、
規制を厳しくすることだけが
一概に良いとは限りません。

飲酒して運転し、事故を起こすと、
免許は無くなるわ、罰金は計り知れないは、
下手をすると、刑務所に入ることになるわけですから、
飲酒運転厳罰化以降、
ひき逃げが多くなった。

事故後、12時間くらい逃げ切れば、
酒気は出ない。

稚拙な考えですが、
実際にひき逃げ件数は増加していますので、
規制強化のメリット・デメリットというのも
よくよく考えていかなければいけないと思います。


昨日、妻と脱法ハーブ規制と飲酒運転について、
食後に話していたのですが、
ちょっとしたアイディアが出てきました。

飲酒運手も脱法ハーブ運転も
厳罰強化なしに、
100%なくす方法です。


良く飲酒検問をしていおりますが、
お巡りさんが持っている酒気帯び検出器、
あれをハンドルに組み付けます。

車のエンジンをかけるためには
まず、呼気を検査し
同じくハンドル部分にある小型カメラで
顔認証をします。

呼気を出した人と運転席でハンドルを握る人が
一致しない限り、エンジン始動できない仕組みに
してしまえば良いんじゃないかと思います。
もちろん、呼気から酒気が検出されれば、
エンジンが始動できません。

酒気検出器は非常に小さいし、
それほど高価なものでもありません。
これをちょっと改造して、
脱法ハーブも検出できるようにすれば、
これで一気に飲酒運転も脱法ハーブ運転も
機械的に絶対にできません。


これから売り出す新車すべてに
こうした装置がついていれば、
日本から永遠に飲酒運転と脱法ハーブ運転は
なくなります。

なかなか名案と思いますし、
今の技術力があれば、
決して難しいことではないように思います。



しかし、最後にモラルの問題というのが、
やはり、避けては通れません。

この装置の取り付け義務によって、
新車の販売価格が10万円ほど
上がったとしましょう。

「危険を承知で脱法ハーブを吸引する人」や
「危険を承知で飲酒運転をする人」のために、
飲酒運転も脱法ハーブ運転もしない人たちが、
新車購入のために、
10万円負担することになる。

これが良いことか悪いことか?
これも一段深く考えなければいけません。

脱法ハーブ運転や飲酒運転は
もちろん良くないことですが、
ごく一部の人たちが事故を起こして
そのたびに被害者が出てきて
規制l強化という流れが出てきます。
また、加害者は猛烈に批判されます。
批判はとても簡単です。

そして社会には規制がドントン増えてきて、
監視カメラばかりが増える、
堅苦しい世の中になるような気もします。

本当の解決策は
モラルの向上
ただこれだけだと思います。

おしまい。


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