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2014/10/05

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地球温暖化問題を理解する①

地球温暖化が叫ばれるようになってから大分立ちますが、
私の記憶では元アメリカ副大統領のアル・ゴアさんの
「不都合な真実」あたりから特に顕著に
地球温暖化が叫ばれるようになってきたんだと思います。

①北極の氷が解けると海面が上昇する
②南極の氷が解ける
③ツバルが(温暖化が原因で)沈む
④ホッキョクグマが溺れ死ぬ。
⑤温暖化の影響は人間が出すCO2にある

などが、特に問題視されました。

しかし、上記は全部間違い(ウソ)だったことが
ようやくわかってきました。
実際にここ17年間地球の温度は変わっていません。

個別にみていきます。

①北極の氷が解けると海面が上昇する
北極には陸地がなく、氷は海水に浮いているわけですが、
海面に出ている氷は海水が凍るときに体積が増えた分だけ
海氷となって海面に表れています。
水は凍るときに体積が増え、その分だけ浮力がつき
海面に浮くわけです。
中学校の時に習ったアルキメデスの浮力の原理です。
この氷が解けて液体に戻ると、
海水本来の体積に戻るわけですから、
北極の氷がすべて解けたとしても海水面は上がりません。
中学生の時に全員が習っている筈の
アルキメデスの浮力の原理。
国民全員が知っている筈ですので、
ニュースを流したマスコミも、
もちろん大学教授も
もちろんアル・ゴアさんだって
知っている筈。
海面が上昇するというニュースを見たときに
「おや、中学生の時に習った理科の授業となんか違うな?」
と思うはずですが、
当時私も含めてほぼ全員だまされました。


②・南極の氷が解ける
南極は年間を通した平均気温が
マイナス46度ほどあります。
温暖化で平均気温が10度上がったとしても
氷は解けません。
氷は0度で解けます。
こんな誰でも気が付きそうなことですが、
当時は気が付きませんでした。
気温が上がったとしたら、
空気中の飽和水蒸気量があがり、
雲が多くなりますから、
南極の場合は降雪量が増え、
逆に氷の量は増える筈です。

③ツバルが(温暖化が原因で)沈む
もともとツバルはマングローブの上で生活していた
樹上生活者が住んでいたわけで、
第二次世界大戦中に
アメリカがツバルに全長1500mの滑走路を造る際に
海底に杭を打ち、サンゴを積み上げて
海抜3mまでの陸地を作りました。
今はその積み上げたサンゴが流れて
元の状態に戻ってきているにすぎません。
ツバルはもともと沈んでいるという事実は
ニュースで報道されません。
とっても不思議。

④ホッキョクグマが溺れ死ぬ
泳ぎの得意でないホッキョクグマがおよそ16%いますので、
毎年溺れ死ぬホッキョクグマは存在しています。
それをテレビで映したにすぎません。
北極の海氷面積は変わっていません。

④人間が出すCO2が温暖化の原因。
これも全くウソでした。
現にこの17年間、大気中のCO2濃度は確かに増えていますが、
地球の温度は変わっていません。
現在の大気中のCO2濃度は0.04パーセントです。

では、もともと地球が生まれた46億年前は
どうなっていたのでしょうか?
地球が生まれたばかりの頃は大気中の
CO2濃度は95パーセントであったと言われています。

そんなに大量にあったCO2は
いったいどこへ行ったのでしょう??


よく、森がCO2を吸収する、と言いますが、
実際には森林はCO2を吸収していません。

これがまたややこしい話ですが、
森林はCO2を吸収していません。
木も生きるために酸素を吸って、二酸化炭素を出しています。

もちろん日中は光合成をしていますので、
CO2を吸収し、O2を出しています。

光合成だけを考えると、
森林はCO2を吸収すると思ってしまいがちです。

木が取り込んだCO2は幹や葉に合成され木は少しずつ成長していきます。
しかし、木も生き物である限り、自らの生命維持のため、
地中から水分を吸収し、エネルギーを使います。
エネルギーを使うときは酸素が必要で、
燃えれば、二酸化炭素となります。
木は光合成でCO2を取り込み
幹や葉に合成し、自らの体を作り、
同時に酸素を使って、
二酸化炭素を出すのです。

つまり、木が大きくなった分だけ、
大気中のCO2が木の中に固定化されるわけです。

ここだけを見ると
「ほら、やっぱり森林がCO2を吸収するじゃないか」
と思いますが、
木も生き物ですからいつかは死にます。
死ねば、微生物が分解し、
木の中に閉じ込められていたCO2は
再び大気中に戻っていきます。

木や植物が腐って臭い匂いがするのは
微生物が分解していく過程でガスを出すからです。

森林面積が増えればCO2は増加した木の体積の分だけ
減るわけですが、
面積が変わらなければ、
基本的にはCO2は吸収していないのと同じです。

木が枯れて土の中に埋もれたり、
たまたま海中や湖の中に落ちた分が
腐らずにそのまま固定化され、
海の底に沈んで残ったり、
過去数回あった大氷河期にすべてが凍って腐らずに残った。

これらが現在私たちが使っている石炭の正体です。


木がCO2を使って幹を作り、
腐らずにたまたま残ってCO2が固定化したので、
大気中のCO2濃度が減った、と言うことになります。
こうして、46億年かけて、
大気中のCO2濃度は95%→0.04%へとなりました。

0.95を46億で割ってみます。
答えは0.0000000002ですね。

つまり、森林が大気中のCO2濃度を下げる力は
年間0.000000002%と言うことになります。

森は天然のダムでもあるわけですから、
植林し森を育てる、と言うことは非常に重要ではありますが、
地球温暖化防止のために植林するというのは
実際にはほとんど意味がないことがわかります。

ところで、動物は植物を食べます。
これがどう言う意味かと言うと、
大気中のCO2が植物になり、それを動物がたべます。
大気中のCO2→植物→動物という流れです。

動物は死ねば、植物と同様に腐って分解されますから
CO2は再び大気中に戻るわけですが、
大氷河期や大量絶滅によって、
CO2が体に固定化されたまま地中に残った。
これが石油の正体ということになります。

地球は46億年かけて、
大気中のCO2を石油や石炭、森林や動物に変化し固定化し続けたわけです。

全ての資源はCO2でできているといっても過言ではありません。

石油もCO2
石炭もCO2
天然ガスもCO2
人間も、動物も、植物もCO2
コンクリートも鉄鉱石もCO2

地球上からCO2がなくなったら、
全ての資源は無くなり、
生物は絶滅するでしょう。

人類は産業革命以来、
かなり大量のCO2を大気に戻してきたわけですが、
それでも大気中のCO2濃度は0.04%しかありません。
過去には今の倍以上のCO2濃度があり、
北極も南極も世界中の氷河もなかった時代もありましたが、
むしろ暖かかった時の方が、植物は増え、動物も多かった。



人間が大量にCO2を出せば、
温室効果が期待できます。

現在氷河期に入ってきているわけですから、
むしろCO2はどんどん大気に戻していった方が
良いのかもしれません。

ちょっと話が横道にそれましたが、
地球温暖化が叫ばれるようになった当時
問題とされていたものは
全て間違っていたことは
現在ではずいぶんと明らになってきました。

現に地球の温度は上がっていません。

先日ニューヨークや世界中の都市で
地球温暖化防止の大規模な集会がありましたね。

こういったニュースを見たり聞いたりするにつけ
とっても不思議な気持ちになる今日この頃です。

温暖化問題については
歴史シリーズとともに
継続して書いてみようと思います。


次回は
「地球温暖化問題のきっかけ」
を書いてみようと思います。

おしまい。

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