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2015/09/09

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抗日戦争勝利式典について思うこと
先日中国で行われた
「抗日戦争勝利式典」

大陸弾道弾ミサイルまで登場した
大々的な軍事パレードでした。

さて、
抗日戦争と銘打っておりますが、
日本は現在の中華人民共和国とは
一度も戦争をしたことがありません。

えっ!

と思われる人もいると思いますし、
今更、そんなこと言わなくても分かっているわい!
と思う方もいると思いますが、
一応書いておきますと、

日本と戦っていたのは
蒋介石を中心にした国民党軍を率いる「中華民国」です。

現在の中華人民共和国ができたのは
1949年ですから、
第二次世界大戦終結の1945年から4年後。

第二次世界大戦で
日本は中華人民共和国と
一度も戦ったことがないのです。
そもそも中華人民共和国は存在すらしていませんでした。



つまり、現在の中国は厳密には戦勝国でありません。
日本と戦った国民党軍率いる中華民国は
台湾に逃れたわけですから、
あえて言えば、台湾こそが戦勝国になるわけです。

しかし、

国連の常任理事国として拒否権を持っているのは
不思議な話、台湾ではなく、中華人民共和国になっています。



現在の中国は戦勝国ではないわけです。

アメリカ、イギリス、フランスなど、
主要先進国の首相は
そのことが十分わかっているので、
抗日戦争記念式典には参加しませんでした。


習近平さんの本当の狙いは
現在の中国が先の大戦の戦勝国であることを
世界的にアピールしたかったのだと思いますが、
式典に参加した戦勝国は
中国との関係が深いロシアだけでした。
そういう意味では
式典は失敗に終わったと言っていいでしょう。

「侵略者を前に我々は血みどろになりながらも
不撓・不屈の精神で戦い抜き、
日本軍国主義侵略者を徹底的に打ち負かした」

と習さんはおっしゃっていますが、

日本は共産党軍とは一度も戦ったことはありません。

また

日本が中国(中華民国)と戦ったのは
アジア諸国で唯一中華民国だけが
白人側に付いたからです。
日本に物資を送らせないために
ABCD包囲網というのがありましたが、
ABCD包囲網とは
A アメリカ
B イギリス
C チャイナ
D オランダ
の略です。

中国は白人側と手を組んだわけです。

中国は同じアジア人として、
また、歴史的にアジアの盟主だったのですから、
アジア人の中心となり、
長きにわたり圧迫していた白人と戦うべきでしたが、
事もあろうにアヘン戦争などで自らを苦しめた白人側と手を組み、
アジア諸国と一緒になって白人と戦っていた日本を
狙って叩きに来たわけです(第二次上海事件)


日本が戦っていた相手は
もう、この日記で繰り返し繰り返し書いていますが、
フィリピンを占領していたアメリカ
インドシナを占領していたイギリス・フランス
インドネシアを占領していたオランダ
です。

日本は東南アジアを植民地支配していた白人と
戦ったのであって、
現地民とは戦っておりません。

「日本は東南アジアを侵略した」

と言うのが戦後日本の基本的な歴史教育として
繰り返し教えられてきたわけですが、
上記の一体どこに「侵略」があるのでしょうか?

東南アジアを数百年に渡り侵略・搾取していたのは白人であり、
日本は侵略していた白人と戦ったわけですから、
「日本の東南アジア侵略」など
いかに考えても出てくるはずがありません。

日本と戦ったアメリカの大将であるマッカーサー自身ですら、
「日本は自衛のためにアメリカと戦った」と
アメリカの上院で証言しています。
これも日本のメディアには乗っかってきませ。。。



日本は侵略戦争などしたことはありませんし、
当たり前ですが、
1945年当時存在さえしていなかった
中華人民共和国とも戦ったこともありません。



現在の中国(中華人民共和国)こそが、
第二次世界戦後、
世界が平和になったのちに、
軍事力によって
チベットを侵略し
ウイグルを侵略し
モンゴルを侵略し
ベトナムを侵略し、
現在では南シナ海を侵略しています。

周さんは「反ファシズム」と言っていますが、
中国共産党こそが一党独裁の下、
軍事的侵略を戦後も続けているわけですから、
中共こそがファシズムそのものだと、私は思います。



ちょっと話はそれますが、
韓国のパク・クネ大統領が式典に参加したそうですが、
これも何とも、全く理解できません。
1000歩譲って、理解できとすれば、
韓国・中国との経済的結びつきが朴さんにはどうしても
必要なので、仕方なく式典に参加せざるを得なかった。
と言う所でしょうか?

第二次世界大戦後
現在の中華人民共和国が建国した1年後の1950年
朝鮮戦争があったわけですが、
北朝鮮が軍事行動を起こし、
朝鮮半島南端の釜山近くまで勢力を拡大しました。
その時世界で初めて国連軍が組織され、
マッカーサー率いる国連軍が韓国に入って
一気に情勢は逆転、
韓国は中国国境付近まで勢力を拡大しました。

もし、これで戦争が終わっていれば、
現在の朝鮮半島は分断されず、
統一国家となっていたことでしょう。

しかし、中国国境から次々と人民義勇軍という
なぞの軍隊が入ってきて北朝鮮側に加担します。

中国共産党は否定していますが、
人民義勇軍の正体は中国共産党軍です。

人民義勇軍の登場により
再び38度線付近まで国連軍は押し返され、こう着状態となり、
現在の軍事境界線で朝鮮半島は2分されてしまいました。

その時、国連軍と一緒に戦っていた
韓国軍の兵士は大量に殺害されています。

つまり、韓国は中国共産党軍に多くの若者を
殺されているわけです。

それなのに、なんで中国の軍事パレードに
パク・クネさんが参加するのか????


全く意味不明です。

おそらく、韓国の国民も怒っているに違いありません。
韓国での報道がどのように報じているかは
まだ調べていませんが、
多くの韓国国民を殺害した中国共産党の
軍事パレードに現職の韓国大統領が出席するなど、
普通なら、考えられませんが、
まぁ、どうなっているんですかね。。。。
事大主義ですかね。やっぱり。

日本は朝鮮半島の近代的独立のために清国と戦い、
下関条約で朝鮮の独立を清国に認めさせました。
しかし、その後も朝鮮の近代的独立は
朝鮮自身では行われませんでした。
その後、韓国は日本と仲良くなろうとはせず、
ロシア側に付き、
日韓併合の反対論者の第一人者であった
伊藤博文を暗殺しました。
結果として、日韓併合が進み、
非軍事的に日韓の条約によって
韓国は1910年に日本国となった。

これを侵略と言う人もいますが、
侵略とは軍事的に他国を取ることです。
少なくとも日韓はお互いの合意で併合しています。
韓国側にも日韓併合を望んでいた人がいたからこそ、
日韓は1つになったんです。
しかし、現在そのことは全く無視されています。

清に付いたり、ロシアに付いたり、日本に付いたり、
中国に付いたり、
時代時代の勢力に翻弄されていると言えば、
ちょっとかわいそうにもなりますし、
半島という地政学的な宿命ともいいますか、
大陸国家と海洋国家の勢力争いに
巻き込まれ続けた歴史が
事大主義とならざるを得なかったのか?
韓国自身の国策がいまいち見えてきません。
つねにどっちつかず。

中国の軍事パレードに出席している一方で
日・米・韓の軍事同盟です。
二元外交、こうもり外交と
言わざるを得ません。







歴史修正主義を批判している
中国・韓国ですが、
歴史を修正しているのは
逆に中国・韓国だと、私なんかは思っちゃいます。

また、日本の集団的自衛権について、
批判しているのも中国・韓国のみ

東南アジアのどの国も、
日本の集団的自衛権に反対している国はありません。
むしろ中国の南シナ海進出に対して、
日本が集団的自衛権を認めてくれたほうが良いと
賛成しているわけですが、、
日本のメディアには
なかなかそのことが上がってきません。





日本の中にこそ、本当は矛盾がるのかもしれませんねぇ・・・







歴史って難しいですね。






おしまい

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