と10年前の私だったら素直に思えていたんだろうなぁと
なんだか少し悲しくなってしまいます。
世界一貧しい大統領で有名な
ウルグアイの前大統領のムヒカさんと
通じるところのある今回のこの動画。
家も車も、レストランも、お金も、
実はない方が本当は幸せ的なお話。
ある意味的を得ていると思いますが、
こうした話を鵜呑みにできない穿った自分が悲しい・・・
このビデオに出てくる家族は白人です。
このお話を真に受けて
田舎に引っ越し、
いわゆる貧しい生活を皆が送ったとします。
そうなるとどうなるか?
経済活動は停滞し、国全体の国力は落ちていきます。
既に富んだ国以外の国の経済発展を少しでも遅らせたい、
また、
富んだ国が貧しい国に転落して、
富んだ国が少しでも少なくなるようにしたい。
結果、自分だけが得したい!!という
プロパガンダともとらえられます。
温暖化対策も同じ。
アメリカはかつて一度たりとも温暖化対策などしていません。
ブッシュさんも
オバマさんも
CO2削減だぁ~!と声高に叫んでいましたが、
現実問題としては、実は何もしていません。
彼らのように言っているだけで、
何もしていないのはOKで、
トランプさんのように
出来ないことは出来ないと、
正直に言うとNGで叩かれる。
なんとも矛盾を感じます。
ヨーロッパも数字のマジックを使って
CO2排出量を減らしたように見せかけているだけ。
あえて言えば、日本だけが真面目にCO2対策をし
デフレ不況と合わさって、
20年以上に渡り私たちの可処分所得は横ばいです。
その間にG7の国々の可処分所得は
ざくっと言えばおよそ2倍になっています。
相対的に先進諸国の物価は日本と比べ高く感じるようになりました。
(ま、実際に高いです)
もはや、海外旅行もホイホイとはいけません。
すっげーいい話だなぁと思える反面、
どうも素直に感動できない穿った自分が
なんだか悲しくなっちゃいます。