この中で考えれば、
日本にとって重要な人物は、
第一は前防衛大臣の稲田さん
なんせ日本の防衛を担うトップですから、
彼女の信念や心情が防衛を
少なからず動かします。
それ意外は・・・
まぁ、どんぐりの背比べと、私は思います。
最優先は
やはり第一は北朝鮮。
第2は尖閣に毎日居座っている中国の公船。
G20の話はどこへ行ったのか・・・
憲法改正の議論はどこへ行ったのか・・・
これら国際・国内の
大きな問題の次に
稲田前大臣の辞任
小池ファーストの問題
モリ・カケはただのいちゃもん問題。
今井さんや豊田さんの問題など、
はっきり言ってただのゴシップで、
国会で議論するなど、
普通に考えてあり得ません。
しかし、
報道の多くは
ワイドショー的なゴシップばかりです。
何度か書いているかもしれませんが、
テレビ局は株式会社です。
利益こそが最優先。
もちろん、公共の電波を使って放送しておりますので、
放送法の縛りは受けるとは言え、
あくまでも株式会社ですので、
利益を優先させております。
会社としては極当たり前のことですが、
テレビ局にとっては
利益こそが最優先。
利益を得るためには
スポンサーが付かなければいけませんから、
視聴率こそ、最大の関心事となります。
この1点だけを理解できれば、
なぜ、ワイドショー的な内容が多いのか、
容易に理解できます。
国の防衛
国民の安全
国・内外の経済
などなど、
上記のように様々な大問題があるわけですが、
それを国民に知らせるためには
放送局事態に猛烈な勉強が必要ですし、
それを理解するためには
国民側にもある程度の知識や勉強が必要となります。
難しい問題をあえて取り上げて番組を作るより
ワイドショー的な番組を作る方が
容易に理解されますし、
従って、視聴率も上がります。
誰かと誰かが不倫したとかしないとか、
はっきり言って、どうでも良い話です。
憲法改正がなぜ必要なのか?
なぜ憲法を守らなければいけないのか?
もし改正するのなら、どういった憲法が良いのか?
そんな難しい話をするよりも
「平和はたいせつだ~」
「人権はたいせつだ~」
と言う方が圧倒的に簡単です。
平和は大切?
人権は大切?
当たり前じゃないですか!!
そんなことは言うまでもなく、
大切に決まっています。
何一つ勉強しなくても
だれでも即座に返答できる内容です。
平和が大切
人権が大切
議論するまでもなく、
あまりにも当たり前すぎる話です。
だから、
だから、
どうしたらよいのか?
という議論が必要なのに、
そういった報道番組は
難しいから視聴率が取れません。
ごく限られた少数の政治マニアだけが
よろこんで見るだけです。
視聴率こそが全てです。
安倍さんが一強と言われるほど強かった時は
安倍さんすげーぞと視聴率を取ります。
落ち始めたら徹底的に叩いて、
奈落の底に叩き落とすような報道をして、
もう一度視聴率を取ります。
テレビ局にとって、
視聴率こそが全てです。
報道内容が国民にとって重要か、重要でないか?
と言うことよりも、視聴率こそが大切です。
そう思われても仕方がない
ゴシップワイドショー報道番組ばかり・・・
ネットの力が大きくなってきたとはいえ
比較的良く見られているネットニュース番組でも
25万ビュー行けばいいほうです。
25万ってものすごい数字ですが、
テレビの視聴率で言い替えれば、
たった2パーセント程度です。
視聴率2パーセントの番組は
すぐにお役御免でなくなります。
報道番組の視聴率を見てみますと、
NHK ニュース7 17.8%
報道ステーション 13%
サンデーモーニング 15.9%
となっています。
視聴率15%と言うことは、
180万人が見ていることになります。
ネットニュースで最もみられている報道番組でも
たったの25万人たらず・・・
一方でテレビは180万人ですからねぇ
まだまだテレビの力は強大で破壊力抜群です。
そして、NHKやフジテレビの平均給料は
驚きの1600万円ほどです。
国民の公共物である電波を独占的に使い、
1600万円の給料をもらって、
「既得権益は許せねー!」と言っている・・・
テレビこそが、既得権益そのものです。
国民に知らせなければいけない情報を流さず、
刹那的な視聴率だけを狙って
ゴシップ記事がまるで大ニュースのように伝え、
1600万円ですからねぇ・・・
よくよく考えれば、
先だっての都議会選で
あそこまで都民ファーストが勝つ要因はありませんが、
テレビの特性を隅々まで知り尽くした
元キャスターの小池さんの作戦が
想像以上の威力を発揮しました。
テレビ局の中にも、
骨のある誠実な人が居る筈です。
国民にとって、何が必要な報道か、ということに重点を置いた
骨のある番組作りをしてほしいと、切に願います。
また
NHKだけが公共放送と言いますが、
民放だって、公共の電波を独占的に使っているわけですから、
広くは公共放送です。
独占的に電波を使っているから、
放送法の縛りがあるはずですが、
今やテレビは完全に放送法無視していると言われても
仕方がない状況です。
政治家は政治を動かせる
強大な力を持っていますが、
それを報道するもしないも、
放送局が視聴率を取れるか取れないかで
決めます。
カケ問題の閉会中審査では
元愛媛県知事の加戸さんや青山議員なんて
居なかったかのように、
全部カットですからねぇ・・・
民意を動かせるという意味では
テレビはある意味、政治家よりも
強大な権力を持っていると言うことができます。
テレビ離れが進んでいるとはいえ、
上記のように、
見ている人の数がネットの比ではありません。
圧倒的な力が今もってテレビにあるんだなぁと
ここ最近さまざなな動向を見るにつけ
思い知った感です。
ま、それも事実。
雑文
おしまい。