戦後７０年以上
日本の防衛と言うことについて
真剣に議論するということを
散々サボタージュしてきたツケが
今日北朝鮮の核ミサイルの保有で
一気に露呈してきました。
北朝鮮のミサイル基地は
移動型の発射台を含めて約２００か所
保有するミサイルは１５００発
核弾頭は３０発と言われております。
それに対して日本のイージス艦は３隻
イージス艦搭載の迎撃用のミサイルSM3は６０発。
地上からの迎撃ミサイルパトリオットは
３６の発射機
５７６発のPAC-3
SM-3で半分落とせたとして
マックス３０発のミサイルを撃ち落とせます。
打ち漏らしたミサイルはPAC-3でさらに半分は撃ち落とせます。
いやー、さっすが日本の自衛隊。
完璧な防御態勢だ！！
と思いますか？？？？
北朝鮮は日本に向けて
核弾頭を含んだミサイルを１００発打てば、
日本を滅ぼせます。
現在の日本は完全に無防備と言っても良い状態です。
先日の水爆実験で示されたように
北朝鮮の水爆は
広島型原爆のおよそ１０倍の威力がありますので、
単純計算、広島で２０万人が亡くなられていますので、
その１０倍として、
一発の水爆で単純計算２００万人殺すことができます。
もし、東京・大阪・名古屋・福岡など、
大都市部に落とされれば・・・
考えただけで恐ろしいですが、
考察しないわけには行きません。
もし東京に落ちれば・・・
東京２３区の人口は約９２０万人。
日中であれば、
働きに東京に出てきている人、
学校に通うために東京に出てくる人、
遊びで東京に出てくる人など、
多くの人が東京に集まってきます。
統計によると、
東京の日中の人口は１５８０万人
夜間でも１３１０万人です。
仮に新宿都庁上空で水爆が爆発した場合
半径１０キロ圏内は瞬時に１０００度以上になりますので即死。
半径２０キロ圏内の人はまず生き残れない。
新宿都庁から半径１０キロ（赤）
新宿都庁から半径２０キロ（緑）
東京２３区はもちろん、
神奈川や埼玉、千葉までも含まれます。
死者数は１０００万人以上は確実です。
先の大戦でなくなった日本人は３１０万人ですから、
それをはるかに凌ぐ死者数になってしまいます。
現在の自衛隊の装備を決めたのは
今の大人です。
この日記を読んでいる１人１人の大人です。
その結果死ぬのは
大人ももちろん死にますが、
多くの子供たちも同様に死にます。
これが現在の日本の防衛力です。
これを決定したのは今の国会です。
国会で議論しているのは私たちの選んだ代議士です。
つまり、
私たちは無防備で、
他国が攻めてきたら
日本は全滅しよう！
と言う決定を
戦後７０年間以上に渡り下していた。
今回の北朝鮮の水爆実験で
その現実が露呈された形です。
これが国民の総意という
非常に残念な結果です。
私個人的には絶対いやですよ。
家族は守りたいし、
多くの子供たちは日本の未来ですから、
絶対に守りたい。
でも、
それはあくまで私個人の考えであって
国民の総意ではありません。
国民の総意はあくまで、
国会で決める。
これが民主主義です。
今からでも防衛費を１０兆円程度に上げ、
敵基地攻撃能力を持ち、
非核３原則を変えなければいけません。
普通の国に戻らなくてはなりません。
今からだと、
上記を実行できる状態にようになるまで
少なくとも３０年かかると思います。
あまりにも遅すぎますが、
やらないより、やったほうがまだましです。
子供たちを守る決定をするのは
今の大人の選択です。
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