事実①北朝鮮は核ミサイルを持っている。
他国が北朝鮮の核保有を認める、
認めないはともかく、
既に北朝鮮が核ミサイルを飛ばせるのは
間違いのない事実です。
事実②先日書いた日記のように、
日本の北朝鮮に対する防衛力は
ないに等しい。
事実③核不拡散（NTP）体制
戦勝五か国（米・露・英・仏・中）以外は
核保有を禁止する条約です。
この条約自体が身勝手以外の何物でもありませんが、
良い・悪いは別にして、
NTP体制は世界的に維持するという建前で
国際情勢は動いています。
しかし、
インド・パキスタンは核保有国ですし、
イスライルは事実上の核保有国と言っていいでしょう。
イランは１０年後は核保有国になるります。
これはアメリカとの合意と言って良いでしょう。
核を持つか否かは
各国が独自に自分で決めれば本来は良いわけですが、
政治的に不安定であったり、
安全管理が不完全な国が核保有をすると、
最悪の場合、
核がテロリストに渡る可能性が高まります。
これだけは何としても避けたい。
したがって、
核が世界中に広がるような流れは
出来うる限り防ぐべだ、というのが、
NYP体制を維持する世界的な狙いなんだろうと思います。
さて、これら事実を踏まえたうえで、
現実的に日本が「今！！」「すぐ！！」出来ることが
たった一つだけあります。
それが「核シェアリング」です。
非核原則
「持たず」
「作らず」
「持ち込まず」
の「持ち込ませず」を変えるだけ。
核シェアリングをする場合、
発射するか否かは日米の合意が必要ですから、
１か国が打つか打たないか決めるよりも、
戦争の可能性は下がますし、
日本が独自に核保有国になるわけでもありません。
これは今すぐできる
即効性のある北朝鮮に対する抑止力になります。
軍事費を増やす必要もなければ、
憲法改正する必要もありません。
非核３原則を変えるだけ！！
なかなか良いアイディアだと思います。
石場さんや高橋洋一さんなどが
同様の発言をしておりました。
今回の北朝鮮の問題では
アメリカが軍事行動をするか？とか
ロシアの出方はこうだ！とか
中国は石油禁輸するかどうか？とか
他国がどう出るかということばかりが
報道されておりますが、
大切なのは、日本がどうするのか？
と言うことなんだろうと思います。
臨時国会で何が議論されるか？
期待したいところですが、
まぁ、しかし、
今年に入ってから
半島情勢がこれだけ危機的状態の中で、
国会での野党の質問はモリ・カケで終始しておりましたし、
今井議員や山尾議員の浮気などが、
ニュース番組で多くの時間を費やしているようじゃねぇ・・・
国民に「今目の前にある危機」を知らせるよりも、
浮気事件の方が大切なんですかねぇ
野党もメディアも
国民に目隠ししているようにしか
私には見えません。
もうはっきり言えば良いんですけどね。
「核ミサイルで１０００万人死ぬよりも
モリ・カケ問題の方が大切です！」
「核ミサイルで１０００万人死ぬよりも
山尾議員の浮気の方が大切です！」
私にはそう言っているように思えてなりません。
即刻非核３原則を変え、
「非核２原則」とする。
たったこれだけで抑止力は飛躍的に上がります。
ぜひ今回の臨時国会で議論してほしいと思います。
議論するだけでも抑止につながります。
おしまい。
