現在の日本の装備
イージス艦３隻
イージス艦搭載のSM-3 ６０発
PAC-3 ５００発
１発のミサイルに対して打つSM-3は２発。
１５００発を撃ち落とすためには
３０００発のSM-3が必要です。
現在６０発持っていますので５０倍。
打ち漏らしたミサイルを水際で撃ち落とす
PAC-3も５０倍とします。
イージス艦も５０倍必要とすると
・イージス艦は１４００億円/艦
・SM-3は２０億円/発
・PAC-3は５億円/発
ですので、
イージス艦５０隻＝７兆円
SM-3 ３０００発＝６兆円
PAC-3 ２５０００発＝１２兆円
ものすごいざくっとした計算ですが、
１５００発のミサイルを
完全に撃ち落とせるであろう装備を整えると
合計で
２５兆円必要となります。
PAC3の発射台やメンテナンスなどの費用は
ここには含まれませんので、
実際にはもっとお金がかかると思います。
今、日本の防衛費は約５兆円ですので、
5倍～6倍の防衛費が必要です。
もし、専守防衛に徹するのなら、
考えられうる最高の防衛をしなければ
国民の命は守れません。
一方で北朝鮮からすれば、
西日本にはスカッドミサイルで十分届きます。
日本全土となると、ノドン級で届きます。
スカッドミサイルは２００万～５００万円/発
ノドンは３億５０００万円/発
５００万円のミサイルを落とすのに
２０億円のSM-3が２発使われます。
３億円のノドンを落とすのに、
２０億円のSM-3が２発使われます。
いや～、費用対効果悪すぎるわぁ～
攻撃する方が圧倒的にお安い・・・
平和憲法も専守防衛も
大変立派な考え方ですし、
理想的には、
全世界が平和憲法を持ち、
専守防衛に徹してもらえれば、
世界から戦争がなくなって良いと思います。
しかし、世界を見渡せば
領土的侵略を続けている中国が隣におりますし、
日本人を拉致し、偽札を作り、
核ミサイルを開発し、
サイバー攻撃で銀行強盗をし、
親族さえも粛清する北朝鮮がお隣の半島におります。
ISは壊滅しそうですが
テロリストは世界中に拡散しているのが現実です。
世界は決して平和的な人達だけではありません。
日本は世界一治安の良い国ですが、
泥棒もいれば、殺人犯も居ます。
どんな世界でも良い人悪い人は
分布として存在しています。
良い人がゼロになることは絶対にありませんし、
悪い人がゼロになることも絶対にありません。
物理的な分布が世の中には必ず存在します。
だから世界一治安の良い日本であっても
家に鍵が付いていますし、
警察官が必要なんだろうと思います。
私は即効性のある現実的な抑止力向上のため
非核3原則を撤廃し、非核２原則として
アメリカの戦術核兵器を
日本に配備したほうが良いように思います。
また
上記考察のように
攻めるよりも守る方が圧倒的に経済的負担が大きい。
安全保障面はもちろん
経済的側面からも
敵基地攻撃能力を持つべきだと、
強く思います。
おしまい。
