戦前の日本には良い事もあったし、 悪いこともあった。
どんな国にも功罪がある。 35歳くらいまでの私は 戦前の日本は愚かな間違いを犯したんだと ずーーーーーーーっと教わってきたし、 実際にそう思っていました。 戦前日本がした良い事なんて 全く教わっておりませんでしたから、 そんなこと、もちろん知る由もありません。 良い事をしたなんて これっぽっちも思ったことがありませんでした。
幼少期から繰り返し、繰り返し、教育されてきたように、 確かに日本は悪いこともしたでしょう。
しかし、よくよく調べてみれば、 良い事もいっぱいやっていたことが分かった。
有色人種で初めて白人に戦争で勝った(日露戦争) 白人の植民地支配に逡巡していた世界中の有色人種に 日本がどれだけ希望を与えたか。 それは計り知れません。 200年以上もの間、 有色人種は白人との戦いで1回も勝ったことがなかった。 戦っては負け、戦っては負けを繰り返し、 大量に虐殺され続けた。 植民地となってからは、 搾取され続け、人種差別され、 民族浄化で固有の民族そのものが地球上から消された。
どんなに頑張っても白人に勝てなった有色人種でしたが、 極東の小さな島国・ニッポンが 世界最強と言われていた ロシアのバルチック艦隊を破り、 ロシア帝国に勝った。
世界史に残る大変に大きな出来事のはずですが、 日本が勝った戦いは さら~っと教わるだけで、 詳しく教わることはありませんでした。 茂木将軍の功績など、知る由もなかった。
第一次世界大戦後の国際連盟の会議
(パリ講和会議1919年)で
日本は人種差別撤廃条項を提案 残念ながら否決されてしまいましたが、 白人しかいない国際連盟の中で、 この条項を提案するわけですから、 そうとうな勇気であったと思います。
また、 1943年 世界で初めての有色人種による国際会議を開き、
大東亜宣言をします。 アジアはもちろん、 世界中が白人の植民地であったわけですから、 有色人種の国際会議なんて出来るわけがありません。 アジア各国を植民地にしていた白人を追い出し、 各国が独立したのちに開かれた 世界で初めての有色人種の国際会議でした。
日本が立ち上がって戦った結果として、 世界の植民地は次々に独立していったことを鑑みれば、 日本が戦った功績は、 敗戦こそしたものの、 はかり知ることができません。
世界に与えた影響力は絶大なものがあったと 私は思います。
日露戦争のことも
人種差別撤廃条項のことも、 大東亜宣言のことも、 白人の植民地支配の実態も、
学生時代には何一つ教わってきませんでした。
白人が他国を占領すると
「割譲」とか「入植」と教わり、
日本が植民地から白人を追い出すために
戦ったことを「侵略」と
当たり前のように教わりました。
こんな教育を受け続けたら、 「日本が悪かった」 「日本は世界に対して申し訳ないことをしたんだ」 「過ちは繰り返しません」 となるのも無理はありません。
教師の人たちはどう思っているのでしょうか? 日本は悪い事なんてしていないと 思っている人はいないのでしょうか? よしんば、 思っていたとしても 日本のした良い事は教えてはいけないのでしょうか? どこかから、そういった圧力でも受けているのでしょうか?
1945年、敗戦。
日本は残念ながら戦争に負けました。
敗戦後の1945年から 1951年のサンフランシスコ講和条約までの6年間、 日本はGHQの占領下に置かれます。
GHQは教育界やマスコミ界から右寄りの人物を徹底排除。
ウォーギルト・インフォメーション・プログラムを 忠実に実行できる者のみをのこしました。
従って、戦後の教育者やマスコミ関係者は基本的に 日本や政府は悪であるという前提の考えの人がほとんど。 現在でも、 この影響は教育界やマスコミに 根深く残っているのだろうと思います。
敗戦から70年以上が経ち、 戦後の利権構造が変わろうとしています。 端的に言います。
「改憲」です。
安倍政権は誰も手を付けなかったものに手を付けた。
「日本国家は悪」で 「侵略国家」で 「慰安婦を強制連行する性奴隷の国」であることで 得をしていた勢力が今、猛烈に反発しています。
教育界とマスコミが その顕著な勢力であることは、 GHQが戦後にした教育界とマスコミの改革からみて まず間違いないでしょう。
この図式が見えれば、 なぜNHKが なぜ朝日新聞が なぜTBSが なぜ毎日が なぜ野党が なにがなんでも反安倍であるか、 容易に理解できます。
もっと言えば、 なぜ中国や韓国が反日を国家ぐるみでできるのか? それは日本が「悪」という前提を 外国の人ではなく、 なんと日本の教育界やマスコミが作り上げてしまったからです。 南京問題も 慰安婦問題も 靖国参拝も 最初に問題だ!と叫んだのは 日本国の1新聞社である「朝日新聞」でした。
朝日の報道を受けてから、 中国が南京で30万人虐殺されたと叫びだし、 慰安婦が問題だと朝日新聞が報道してから、 韓国は慰安婦問題を持ち上げ、 靖国参拝は問題だ!と朝日新聞が報道してから、 中国や韓国が靖国参拝を問題視するようになりました。
国際問題へと発展したこれら問題は 中国や韓国が言い出したことではなく、 事もあろうに、日本のクオリティー・ペーパーと言われている 朝日新聞の報道を元としています。
もし、 「日本国が悪」で 「侵略国家」で 「慰安婦を強制連行する性奴隷の国」であるという 戦後GHQが作り上げた体制が変わることは、 中国も韓国も困るわけです。
中国の新聞は「日本は改憲して軍拡をしようとしていて危険だ!」という ことを言っておりますが、 急速に軍拡しているのは中国です。
韓国の新聞も同様、おおむね日本の改憲には反対です。 もし、日本が良い事をしたということになると、 韓国そのものの存続にかかわってしまいます。 日韓併合時代が最悪の時代でなければ、 韓国政府の存在理由そのものがなくなってしまいます。
今、安倍政権でやろうとしてることは、
GHQが作った憲法を
日本人の手で変える、ということです。 これはつまり、戦後体制を大きく変えるということ。
GHQが作った戦後体制を壊すということとイコールです。
そうなってもらっては困る勢力が 今、猛烈に反発している状況なんだろうと思います。
第一次安倍政権の時、 安倍さんはこう言いました。 「戦後レジュームからの脱却」 今、安倍さんは口にこそ出しませんが、 その思いは変わっていないと思います。
あれから何年経つでしょうか?
いよいよ改憲へと近づいてきたわけですから、 マスコミの安倍叩きはさらにすごいことになると思います。
モリ・カケ・スパなんて もうあまりにも必至すぎて、 恥も外聞も忘れているとしか 私には思えません。
戦後体制の下で「得」をしていた勢力は 教育界・マスコミ界・・・
他にもまだまだあると思います。
しかし、今、私が少しずつ変わってきたのと同様、 日本全体も少しずつ変わってきていると思います。
子供たちのために、 今、何をするべきか、 もう一度じっくりと腰を据えて、
一段深く考える時なのかもしれません。
おしまい。
|