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昨日、日大の選手が実名で記者会見をしておりました。
全て見ましたが、
真面目で誠実な選手だったんだろうなぁ
という印象を受けました。
彼の話からすると、
違法なタックルを監督から指示された可能性は
かなり高いのかなぁと思います。
スポーツをする時、
ルールを守らないというのは、
スポーツをする意味が全くなくなってしまいます。
スポーツこそ、フェアプレーが重要です。
もし、ルールを守らなくてよいのなら、
100ｍ走でゴール手前10ｍからスタートするのと同じです。
ズルをして記録を出しても、
全く意味がないばかりか、
社会から軽蔑の目を向けられるだけです。
今回記者会を自ら開いた選手は
どのような指示を監督から受けたにせよ、
最終的には自ら判断し、
暴力事件を起こしたわけですから、
一定の責任はあるんだろうと思います。
彼自身、
アメフトが大好きで日大に入ったのであろうから、
「今後アメフトはやらない」という自身の引退宣言をもって、
自らに制裁を加えた形なんだろうと思います。
少しでもフェアプレーが出来なかったことを悔やみ
今後の彼の人生に役立ててもらいたいものです。
そして、今回の一件は綺麗に水に流し、
社会として寛容に彼を見守っていくべき
なんだろうと思います。
こういった事件があると、
世間は一気に個人攻撃をしがちですが、
今回の一件で、彼の人生そのものを壊すことは
絶対にしてはなりません。
彼はまだ学生で、子供です。
彼が今回の一件で深く反省し、
人生の糧として、立ち直ってほしいと深く思いますし、
それを全力でサポートするのが大人の責任なんだろうと思います。
暴力事件を起こした張本人ですから
おおっぴらに褒めることは出来ませんが、
記者会見を通じて、
彼の誠実な人柄が出ていたように思います。
彼の今後を大人が暖かく見守りたいものです。
ドロシー・ロー・ノルトの「子供」という詩があります。
（詳しくはネットで検索ください）
その一説にこうあります。
「フェアプレーを学んだ子は、公正さを学ぶ」
と思いましたが、
一応詩の全文を載せておきます。
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ドロシー・ロー・ノルト（米国の教育学者）
批判ばかりされた子どもは、
非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、
力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、
ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは、
鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは、
自信をおぼえる
寛容にであった子どもは、
忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは、
評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、
公正をおぼえる
友情を知る子どもは、
親切をおぼえる
安心を経験した子どもは、
信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは、
世界中の愛情を感じとることをおぼえる
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日大アメフト部に入っていたというだけで、
どうも就職が有利になるということですが、
フェアプレーを学ばず、
不公平でも良いと教育された子供たちが
実社会でもてはやされる。
実社会は確かに、不公平ですし、フェアプレーしているとは
とてもじゃないけど、私は思えません。
今回日大の選手は
ルールを破って暴力事件を起こしたわけですが、
財務省の官僚が税金を使って出会い系バーに足しげく通い、
ホワイト・ヘイブンで納税をまぬかれ、
消費税を上げないと断言して総理大臣になったN氏は
あっさりと消費税を上げました。
えらい人ほど、ルールを守っていない。
大変残念ではありますが、
これが実社会。
リアルに事実を括目してみれば、そうなります。
だからこそ、
スポーツにはフェアプレーが必要なんだろうと思います。
アメフトも１００ｍ走も、オリンピックも
あらゆるスポーツはフェアプレーができなければ、
スポーツをする意味そのものがなくなってしまいます。
実社会の不公平さ、フェアでない部分を是正できるのは
公正さやフェアプレーを学んだ若者だけです。
それを無視した監督は即刻クビ
たま、これも大変残念ではありますが、
日大アメフト部は解体するべきなんだろうと
私は思います。
子どもは筋を通しました。
大人は？？
おしまい。
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