リップンチェンシンとは日本精神のことです。
台湾では「あの人はリップンチェンシンだ」というと、
誠実で堅実、約束を守る人のことを指します。
対義語として「あの人は中国式だ」というと、
不誠実で、怠け者、約束を守らない人のことを指します。
昭和20年（1945年）日本が敗戦した後、
台湾が日本領でなくなります。
その後、
蒋介石率いる国民党軍が中国共産党との内戦に敗れ
台湾に流れ入ってきます。
日本人が去って、中国人が入ってきたことを
当時台湾では
「犬が去って、豚が来た」と表現しました。
犬（日本）はわんわん吠えるが、良く働き、
台湾を発展させた。
ブタ（国民党）は、餌を食い散らかすだけ
という例えです。
今の日本はどうでしょうか？
台湾の言う所のリップンチェンシンがあるでしょうか？
文科省のトップが息子を裏口入学させ
前トップは天下りを斡旋し、
「女子の貧困調査」と称して、オン・ザ・ビーチという
事実上の売春あっせん宿に入り浸る。
フェアプレーを教えず、違法タックルを指示する大学のコーチ
改憲させないために国会を1年半から2年も空転させた野党
消費税は絶対上げないと言って消費財を上げる野田前総理
枚挙にいとまがありませんが、
日本精神はどこへ行ってしまったのでしょうか？
日本精神
武士道
歴史を学ぶと、
かつての日本人
私たちのお爺ちゃん、
曾おじいちゃん、
曾曾おじいちゃんだちが、
いかに世界に貢献し、日本や世界のために
リップンチェンシンを貫いていたかが分かります。
日本のために、
アジアの平和のために
戦って死んでいった多くの英霊にたいして、
とてもじゃないけど顔向けできません。
今一度、リップンチェンシンを思いだし、
日本がアジアのリーダーとして、
日本精神を世界に伝えていかなければいけません。
覇権主義のお隣の大国は
軍事力と金の力で
アジアのリーダーとなりかけています。
アジア全体が
軍事力と金による支配となるのか？
再びリップンチェンシンがアジアを覆うのか？
今、大きな分水嶺にあるんだと、
私は思います。
「日本は悪いことをした」
「日本は過ちを犯した」
「バカな戦いをした」
こんなことばかり教えていては、
とても自分の国に誇りなんてもてません。
誇りを持てなければ、
誠実さや勤勉さ、約束を守るなど、
日本精神（リップンチェンシン）を貫くことは困難です。
過去の偉人たちの歴史を知れば、
自分の襟も正さなければ！
という気持ちが心の底から沸いてきます。
日本人が日本人として誇りを持ち、
歴史を学び、
今一度リップンチェンシンを思い出すときなんだろうと
私なんかは思います。
皮肉なことに、
日本には日本精神という言葉は消え、
台湾にリップンチェンシンという言葉が残りました。
まさか台湾から逆輸入する時代がくるなんて、
先人たちは思いもよらなかったんじゃないかと
思います。
「台湾人と日本精神」という本の中で
日本人ではなく、台湾人がこういっています。
「リップンチェンシン
日本人よ 胸を張りなさい。」
