日大ラグビー部の監督とコーチが
違法タックルを生徒にさせる。
アマチュア・ボクシング会長が八百長審判を指示したり、
JSCからの助成金を不正流用。
相撲協会もしかり。
「ばれなけらば、何をやっても良い」
根底にはそんな思いがあるんだろうと思います。
人間には4種類の人間がいると思います。
縦軸に道徳心・倫理心
横軸に人が見ている、見ていない
というグラフがあったとします(図参照)
人生を大きく左右するのは
人が見ていないところで
どのような行動を取るか?
グラフで言えば、
左上の部分をどう生きるか?
もっとも重要な部分なんだろうと
私は思います。
人が見ていないところで、
いかに高い道徳心や倫理心を保てるか?
自分自身を律する心はどこから来るのか?
歴史を学び、過去の偉人たちの
高い道徳心や倫理心を学べば、
今まで積み上げてきたものを
自分の代で崩すことは絶対にできない。
という気持ちが出てきます。
日本のパスポートを持っていれば
世界のどこへでも行くことができます。
どの国も、日本人が来ると、
基本的には歓迎しているわけです。
これは、
現代生きている日本人が偉いわけではありません。
明治以降の多くの偉人達、
日本のために戦ってくれた数多くの英霊、
彼らの行為が高い道徳心と倫理心に
裏付けられていたからこそ、
世界の国々が日本人だったら
いつでも遊びに来てください!
ということになった。
アメリカのパスポートでさえ、
行けない国が多くあります。
日本のパスポートを持っている
というだけで、
いかに過去の日本人が
正しい行いをし続けてきたか、
ということを証明しているようなものなんだろうと思います。
過去の歴史を学べば、
ああ、日本に生まれて良かったなぁと
心の底から思うようになります。
このアイデンティティーというか
日本人としてのプライドがあるかないか?
日本人としての魂があるかどうか?
これこそが、
人の見ていないところでも
高い道徳心や倫理心を保てるか?の
背骨なんだろうと思います。
自分の国は間違ったことをしたんだ。
過ちを犯したんだと
繰り返し繰り返し教育されれば、
とても自分の国に誇りなんて持てません。
プライドがなければ、
人の見ていないところで、
高い道徳心や倫理心を保つのは
非常に難しくなります。
冒頭で指摘した
高級官僚の不正や
スポーツ界の不正
やっているのは皆、偉いと思われている人達です。
「ばれなきゃ、何やっても良いだろう」
こういった事件を聞くにつれ、
情けなくて、仕方ありません。
完全なる魂の欠如。
かつての日本人は
そうではなかったはずです。
こんなことばかりを繰り返してたら、
日本という信頼も失墜します。
日本のパスポートをもっていたら、
どこの国へも旅行できなくなるかもしれません。
「え、だって日本人は
人の見ていないところで
いつも適当なことするから・・・
うちの国にはこないでください」
「え? 貿易、商売??
適当なことする人はできませんよ~」
となりかねません。
もうすぐ8月15日。
日本が残念ながら敗戦をした日。
今年も
「日本は間違っていた」
「過ちをおかしんだんだ」
という特番が流されることでしょう。
おしまい。