しかし、
「欧米に寝たきり老人はいない」を見ると、
病床の中で管をつながれ
死だけを待っている
おじいちゃん・おばあちゃんが
大勢いることがよくわかりました。
うちの父も高カロリー点滴で
数年長く生き長らえたわかですが、
ガリガリに痩せて最後を迎えました。
今思うと、良かったのか悪かったのか
判断が付きません。
お医者様にアンケートを取ると、
実に80％以上の方が
自分自身に延命治療を行わないと
答えておりますし、
一般人でももし自分が延命治療を必要とした時、
「延命治療はしたくない」という答えが圧倒的に多い。
医者も患者も望んでいないのに、
延命治療は日常の病院で連日行われております。
なぜか？
だれも望んでいない延命治療をなぜ続けるのか？
これは完全に私の予想でしかありませんが、
政治利権なんだろうと思います。
自民党に献金している政治団体の
ダントツのトップが日本医師連盟
（
日本の数字）より抜粋
えっ？
日本医師連盟って業界団体じゃなくて
「政治団体」なんだ～！
という驚きと
２位を大きく引き離し、
ダブルスコアのダントツトップの献金額に驚愕。
つまり、
延命治療を病院にさせることで、
病院が潤っているわけです。
「政治」団体である医師連盟が
自民党に多額の献金をして、
現制度維持を望み、
自民党がそれに答える。
いたるところで延命治療が継続され、
保険点数がどんどん上がり、
病院に国のお金が継続的に投入される。
ご存じのように
治療費の８割～９割は国のお金で負担しています。
一部団体の利益を確保するために
巨額の税金が投入されているのと同じです。
社会保障費が年々上がっていく背景には
こうした既得権益構造があるんだろうと
私は思います。
もし、
延命治療に対する知識やデータが
広く国民に知れ渡ったら、
現在行われいる延命治療の方法も
徐々に変わってくると思います。
日本の平均寿命も
数字としては下がると思いますが、
患者・家族・医者・その他関係者のためにも、
社会保障費の抑制のためにも、
今一度、
一段深く考えるべき時なんだろうと
私なんかは思います。
団塊の世代がもうあと１０年でいなくなり、
今度は団塊ジュニアの私たちがジジイになっていきます。
人口ピラミットを見れば明らかなように、
団塊ジュニアを支えるだけの頭数はおりません。
今の団塊の世代はもう制度変更しても間に合いませんが、
団塊ジュニア世代が後期高齢者となる前に、
医師連盟と自民党の利権構造を断ち、
患者・医者がともに望まれる治療を行える体制を
取っておく必要があるんだろうと思います。
あと１０年が期限だと思います。
あと１０年で医療制度改革をしなければ、
膨れ上がる社会保障費に
日本社会が耐えられなくなる。
国会で議論しなければならないことは
こういった話で、
決してスキャンダラスな
「桜を見る会」などでは絶対にありません。
スキャンダルを利用して
政局に利用しているアホ丸出しの議員さんたち！！
国益を損ねる気なら、
さっさと退場していただきたいものです。
国会を１日開くのに２億円とも３億円とも言われております。
さくらを見る会が５０００万円
しかも年にたった１回です。
仮にすべてが「違法」であったとしても、
日本は５０００万円くらいではびくとも動きません。
桜を見る会をどのように開くべきか、開かないべきかという問題は
あくまでモラルの問題であって、国の一大事では決してない。
優先順位を間違った議論をするだけで、
１日２億円が失われるという現実を無視している議員さんがた、
シュレッターを見る会とか作っている場合ではありません。
あなたたちがそうやって無駄な時間を使えば使うほど、
国益は損なわれていきます。
このまま日本が間違った判断
間違った議論を続けていくと、
あと２０年で
われわれの子供たちは
中国へ出稼ぎへ行くことになります。
それでもいいんですか？？
そんなアホな議論をしていられるほど、
日本に経済的・時間的余裕はありません。
あ、
またこの落ちになっちゃった・・・
おしまい。
