オオクニヌシのミコトの「国譲り」
これも本質も同じ。
八十神との戦いに勝ったオオクニヌシ
出雲に巨大な国を作ります。
戦いによって得られた正義は
新たな勢力が力を持てば、
同様に力でもって滅ぼされます。
力による支配を正当化することをウシハクと言います。
アマテラスはオオクニヌシにこう言います
「汝ウシハクこの国はシラス国だとアマテラスが仰せである」
暴力(ウシハク)による支配から脱却し、
皆で話し合って
広くその内容を国民に「知らす」国を作りなさいと
アマテラスは言いました。
こうしてオオクニヌシは出雲国を
アマテラスの孫に戦いをすることなく受け渡します。
ウシハク国からシラス国になった瞬間です。
仁徳天皇の「民のかまど」も同じ。
「民が大宝」これも民主が主役であることを
仁徳天皇がおっしゃっております。